現代はストレスフルな時代だと言われています。また、ストレスは医学的にみても様々な病気の原因になることが知られていて、適切なストレスケアというのは日頃の健康管理上の観点からも、とても重要なことになります。
ストレスには「物理的なストレス」と「精神的なストレス」があります。 肉体にかかる「物理的なストレス」とは圧力や刺激など間接的にですが目に見え、肌感覚を伴うものですが、片や「精神的なストレス」は目に見えないものです。
今回は主にこの「精神的なストレス」にフォーカスしていきたいと思います。 (精神的な)ストレスという目に見えない敵と対峙するには私たちは一体何をすれば良いのでしょう?また、ストレスの正体とは一体なんなのでしょう?
このように知られざるストレスの謎に迫り、適切なストレスケアとは何か?そしてストレスが招く健康被害、その解消法など身近な話題について説明していきます。
ストレスを感じる男性

スポンサーリンク


「ストレスとは何か?」について迫ってみる

(ストレスの語源)

「ストレス」には“物理的な”ストレスと“精神的な”ストレスとがあります。 物理的なストレスには

  • 刺激(Stimulus):音や光、温度や湿度などによる刺激
  • 圧力(Pressure):押した時やぶつかりあった時にかかる力
  • 張力(Tension):引っ張った時にかかる力

などが該当します。強い「物理的ストレス」が肉体に加わると、怪我などの運動障害や感覚器官の機能障害(大音量による難聴、眩しい光による一時的な視力障害…)などを起こすようになります。

一方の「精神的なストレス」の方はといえば、 “日常生活を送る上でのプレッシャー、およびそれを感じた時の感覚”とされています。オックスフォード英語辞典によると、

ストレスの概念は一般的に1930年代に行われたハンス・セリエ氏の研究に起源を持つとされ、Distressが短略化されてStressになった

と言われています。

この時の研究でもすでにストレスは精神的なものだけでなく、気温差などの物理的な要素も考慮に入れらていて、ストレスが与える健康面での影響が細かく検証されています。
その後もストレスに関する研究は進められ、2012年にWHOが公表した統計によれば、ストレス度合いの強い人はそうでない人に比べると43%も死亡率が高まることが確認されています。 また”ストレス”という言葉は生体科学や医療以外の分野でも用いられていて、工学的な意味では「応力」など「物質に歪みをもたらす力」を意味する単語として広く用いられています。

(ストレッサーの存在とコミュニケーション)

「人は一人では生きていけない」、こんなフレーズは歌やドラマのセリフで使いまわされている陳腐な表現ですが、実際にこれだけヘビロテで使われるということはある意味、真理をついているといえるのではないでしょうか?
わかりやすい例えで言えば、買い物をしてレジ係の人に会計を渡し、お釣りを受け取る。この何気ない日常の一コマのなかにも少なくとも

  • あなた(私)
  • レジ係の人
  • 商品を陳列してくれるスーパーの店員さんたち
  • 農家や酪農家、漁師さんなど食材を調達してくれる人
  • 流通関係の人たち

など様々な人が「あなた(私)」の周囲で直接的、間接的な関係性(=コミュニケーション)を持っていることになります。
ところが、自分以外の人間は家族も含めて結局は「他人」であり、過ごしてきた時間の使い方や環境、ものの考え方などバックグラウンドが全て異なります。

これを「ストレス」という観点から見てみると、他人が全て自分と同じ境遇や考え方を共有できる存在であればそれは“ストレスレスな関係性”を築くことが出来る存在といえるでしょう。しかし実際はそんなことはあり得ません。つまり、自分から見て他人とは多かれ少なかれ必ず「ストレス」を与える存在なのです。 このようなストレスを与える存在のことを「ストレッサー」と呼んでいます。
ストレスの質についての詳細はまた後ほど詳しく説明していきますが、趣味やスポーツ、旅行などの「質の良いストレス」は人生を豊かにしてくれ「悪しきストレス」を解消してくれる存在であると言えるのです。これは「ストレッサー」についても当てはめることができます。 つまり、「コミュニケーション能力」の高い人とは「質の良いストレッサー」であると言い換えることができるということになります。また、そういう「質の良いストレッサー」と出会うことであなた自身のストレスを解消してくれる存在となってくれるのです。究極的にはあなた自身が「質の良いストレッサー」になることができれば、少なくとも対人ストレスはかなりの割合で解消されることになります。

自分自身のストレス度合いを知ろう

優しく微笑む看護師さん

まずは http://kokoro.mhlw.go.jp/check/ のサイトに飛んで行ってみてください。
これは厚生労働省が提供している「こころの耳」というサイトにあるストレスのセルフチェックです。 所要時間5分程度で済む簡単な質問形式で、客観的にあなたのストレス度合いをチェックし、ワンポイントアドバイス的なことをしてくれます。
精神的なストレスは目に見えないものなので、こうしたコンテンツを上手に使って自分自身のストレス度合いを可視化し、ストレスコントロールに活用してみてはいかがでしょうか?

ストレスがもたらす健康被害について知るためのお話

(ストレスと自律神経との関連性)

「自律神経」とは人のあらゆる臓器や体温調整、生殖器、排泄、呼吸、免疫機能などを司っている「生きていくための司令塔」の役割を果たしている最も重要な中枢神経です。 この神経は脳の奥、ちょうど脊椎と接続している脳幹と呼ばれる部位にある「視床下部」と「下垂体」によってコントロールされています。
一方でストレスとは精神的、物理的に人体にかかる負担のことで、人はストレスを感じると全身の血管が収縮し、血液の流れが悪くなることが臨床研究の結果判明しています。 このストレスが持つ「血管収縮作用」というのは「万が一のときに失血死を防ぐ」という人体が持つ優れた自己防御システムでもあるのですが、ストレスの度合いにかかわらず*同様の反応を示すため、慢性的なストレスは慢性的な血流障害の原因となります。
脳幹は3cm弱のとても小さな組織ですが、ここが「生命を司る」司令塔であり、それだけ高度な情報処理を瞬時に行うためにはそれに見合うほどの多くのエネルギー源となる栄養素と燃焼効率を上げるための酸素が必要となります(これは代謝活動はすべて熱化学反応であることに由来します)。そのためストレスがもたらす血流障害は脳幹に酸素と栄養素を届ける効率を低下させ、自律神経に乱れを生じさせる原因となるのです。
*・・・これは最小のリスクでも最大限の危機に備えるための高度な自己防衛システムだと考えられています

(自律神経は全ての神経の総司令官)

教えている医者

それではここで自律神経が持つ働きを確認していきましょう。自律神経の働きは多岐に渡りますが、一言で表現するなら「内臓や血管の働きを制御し、体内の調子を整えるための神経」であると言えます。自律神経の働きを一覧にしてみると、
  • 心臓、肺、肝臓、腎臓、胃腸、腸などの内臓すべてを制御する
  • 血管の収縮運動を制御し血流を適切に保つ
  • 体温を調整する
  • 消化吸収、排泄を制御する
  • 呼吸をする
  • 活動時と安静時、日中と夜間とで交感神経と副交感神経をスイッチして体内のいろいろな生体機能を調整する
  • 感情やストレスをコントロールする
  • 体内の代謝活動全体を監視する
  • 免疫機能をコントロールする
  • 生殖器や性ホルモンをコントロールし種の保存を促す
  • ホルモンの働きを制御する
  • 酵素の分泌量を調整する
などが、主な働きになります。ざっと挙げてみただけでも、自律神経がいかに大切な神経であるかがわかると思います。
今回はストレスと自律神経との関連性についてのセクションなので、ここからは “人がストレスを感じたら自律神経はどのような働きを見せるのか” について解説していきます。

(ストレスとコルチゾールの関係とは?)

みなさんは「コルチゾール」をいう言葉を聞いたことがあるでしょうか?おそらくほとんどの人が初耳なのではないかと思います。では「ステロイド」についてはどうでしょう? 現在皮膚科や自己免疫性疾患など炎症性の疾患の治療薬の多くに「ステロイド」が使われています。医療の世界では非常にポピュラーな存在なので名前ぐらいは誰もが聞いたことがあるのではないかと思います。
では「ステロイド」には「副腎皮質ホルモン」という和名があることはご存知ですか?これもおそらく多くの人が耳にしたことがあるのではないかと思われます。この名前の通り、副腎皮質という部分から分泌される内分泌系ホルモンの総称を「ステロイド」と呼んでいます。 今回の主役である「コルチゾール」もステロイドの一種で、脳がストレスを感知すると分泌量が増える物質です。
コルチゾールには

  • 強い抗炎症作用
  • 栄養の代謝を高める
  • 免疫機能に作用する
など生きていく上で非常に重要な役割があります。したがって、生きていれば常に一定量は分泌されているのですが、前述した通りストレスを感知すると分泌量が増えます。これは自律神経が生命維持の指令塔だということと深く関係していて、ストレスが持つ血管の収縮作用が長期化するとコルチゾールを分泌させることで、栄養の代謝を促し、免疫機能に作用してストレスの原因となっている炎症を抑えようとするなどの力が働くからです。すなわちコルチゾール無くして人はストレスの下では生きていけないといっても過言ではありません。
こうした作用から「コルチゾール」の分泌量が増えている時というのは人の体に何らかの危機が迫っている=ストレスフルな状態であり、スクランブル警報が発令している時と考えて差し支えありません。そうして強いストレス下でも生体機能を一定に保とうとする能力が働くのです。しかし、コルチゾール量の増加が長期化すると脳の中で記憶を司る「海馬」という器官が萎縮していくことが判明しています。ストレスからくる脳疾患の一つに「うつ病」があり、うつ病の症状の一つに記憶力の低下があるのですが、これもコルチゾールの分泌量の増加が長期化することで海馬を萎縮させてしまうために起こると考えられています。
一般的にも「ステロイド」は副作用が強いということが知られていますが、体内で合成されるステロイドホルモンであるコルチゾールにもこのような強い副作用があり、この説が正しいということを物語っています。

(性ホルモンはステロイド?)

性ホルモンと言えば、男性ホルモンと女性ホルモンがあるということは誰もが知っていることでしょう。一般的に知られている範囲でいえば

  • 男性ホルモンは精巣
  • 女性ホルモンは卵巣

で作られるということです。しかし、性ホルモンは自律神経に作用し、身体状態や周囲の環境によって「交感神経」と「副交感神経」を切り替えるという重要な役割を果たす物質でもあります。 つまり、性別に関係なく両方の性ホルモンは分泌されている物質なのです(ただし、分泌量の違いは性別間で存在します)。

では生殖器以外のどこで性ホルモンは作られているのでしょう。実はそれが「副腎皮質」なのです。つまり性ホルモンも「副腎皮質ホルモン」の一種、すなわち「ステロイド」ということになります。しかし、厳密には完成された性ホルモンが分泌されているわけではなく、その前駆体であえる「アンドロゲン」という物質がここでは作られています。
アンドロゲンは精巣で男性ホルモンに、卵巣では女性ホルモンに再合成されるのですが、自律神経作用では真逆の働きをする両方の性ホルモンも前駆体は同じ「アンドロゲン」であるというのも驚くべき事実ですね。
この「アンドロゲン」という物質もコルチゾールとよく似た働きをするのですが、こちらはストレスが少ない状態で分泌されています。そして、ストレスフルな状態になるとアンドロゲンを抑制してより強い作用をもたらすコルチゾールの分泌量が増えるという仕組みになっています。
つまり、強いストレス下では性ホルモンの前駆体であるアンドロゲンの分泌量が減ってしまうため、必然的に性ホルモンの分泌量も減ってしまいます。自律神経失調症や*女性の生理不順、男性のEDの最大の原因としてストレスが挙げられるのにはこうしたバックグランドがあるのです。
*・・・ただし、女性ホルモンは下垂体経由で作られるため、ストレスフルになったからといって全く作られなくなるわけではありません。

(活性酸素について正しく知ろう)

ストレスがもたらす健康被害についてもう一つ忘れてはならないのが「活性酸素」です。すでに悪名高い存在になっていますが、実際には「活性酸素」も免疫機能にとってとても重要な役割を果たしています。
「活性酸素」は文字通り「活発に活動する酸素分子」のことです。ではどう活発なのかというと、“酸素分子が不対電子を帯びることで非常に不安定な組成(フリーラジカル)となり、すぐに他の分子と結合しやすくなる=活性化する”という理屈です。この性質を利用して体に侵入してきた異物や病気の原因物質と結びつき無害化させるというのが活性酸素本来の働きなのです。
人はストレスを感じると免疫力が低下します。そこで活性酸素を大量に作り出し免疫力を調整している間の防衛線を張るのです。 しかし、活性酸素は単体で活動します。したがって余剰なものは健康な細胞や栄養素と結びついて本来の働きを邪魔してしまう存在になります。この余剰な活性酸素が悪者扱いされているというわけです。活性酸素が大量に作られる原因というのが免疫力の低下なわけですから、免疫力を低下させるストレスは活性酸素が作られる根拠になるのです。
精神的なストレス以外にも

  • 喫煙
  • 暴飲暴食
  • 極端なダイエットによる低栄養状態(免疫力が低下するため)
  • 紫外線
  • 冷えすぎ

など、外的なストレスが強い状態でも大量に作られます。

そこで活性酸素が作られるプロセスを以下の簡単なフローにまとめてみました。
  1. ストレスを検知する
  2. 副腎皮質でコルチゾールが作られる
  3. コルチゾールが作られる過程の副産物として活性酸素が生まれる
このフローから分かることは、ストレスとコルチゾール、そして活性酸素の間には深い因果関係があるということです。また、ストレスは「万病の素」とよく言われますが、ストレスフルな状態は活性酸素が大量発生し余剰分は健康な細胞を攻撃するので、活性酸素もまた万病の素だと言えます。

リラックスしている時に体ではどのようなことが起こっているのか?

(実は生きていく上で欠かせないのがストレス?)

強すぎるストレスは健康被害をもたらす原因になりますが、実は“適度なストレス”あるいはス”トレスの質”によっては、むしろ健康に良いということをご存知でしょうか。もう少し極端な言い方をすれば「ストレス無しに人は生きていけない」という言い方もできるのです。
ちょっと意外に思う人もいるかもしれませんが、それを検証するためにここはわかりやすく二極論で説明していきましょう。
  • 全くストレスがかかっていない状態を0(ストレスフリー)
  • 少しでもストレスがかかっている状態を100(ストレスフル)

として考えてみてください。一見するとストレスフリーな“0”状態は理想的な環境に思えます。 しかし実際には何の変化もない「退屈極まりない」状態です。あなたはどこまでこの極限の「退屈」状態に耐えられますか?これはこれで精神を蝕んでいく原因になります。

また、肉体的にみても

  • 血液が流れる=心臓が伸縮を繰り返すのは圧力を血液に断続的に与えて血流を生み出すことなのでストレスフルな状態
  • 筋肉を動かす=筋肉細胞や運動神経、腱組織、関節などが伸縮したり曲げられたりするのはすべてストレスがかかっている状態
  • 体温を調整する=気温や湿度といった外的なストレスに体が順応している状態

であり、これらの働きはすべてストレス下で行われている生理反応であることがわかります。 つまり、完全にストレスフリーな状態では「人をはじめとした生物は生きていくことができない」のです。

この場合の二極論では、理想的に思えるストレスフリー(ストレス度合いが0)の環境では生きていけないことになり、必然的にストレスフル(ストレス度合い100)な状態を選択せざるを得ないということになります。 つまり、「生きていくためにストレスは必要不可欠だ」という結論になるのです。

(ストレスの質について考える)

上記の説明で、人が生きていく上でストレスは必要不可欠な要素であるということがご理解いただけたと思います。 しかし、相変わらず「ストレス」は悪しき存在であるという認識は変わらないでしょう。そこでここでは「ストレスの質」について知ることで、快適に生活していくために「質の良いストレスを意識して生きる」ことの重要性を知っていただきたいと思います。
結論から先に申し上げましょう。質の良いストレスとは

  • 趣味
  • スポーツ
  • 読書や映画鑑賞
  • 旅行
  • カラオケ
  • 恋愛
  • とにかく楽しむ

ということです。

わかりやすい例として「スポーツ」と「旅」を取り上げてみましょう。どちらも“ストレス解消法”としてはメジャーな存在ですね。しかし、「スポーツ」では

  • 練習の辛さ
  • 試合の緊張感
また、「旅」では

  • 慣れない土地へ行くという環境変化

という状況下にあり、これらは全て非常に強い「ストレス」状態です。しかし、敢えてこの強いストレス環境下に身を置くことで蓄積した精神的あるいは肉体的なストレスをすっきりと解消することができます。

これは「恋愛」でも同じことが言えます。魅力的な異性に出会うと

  • ドキドキする
  • 鼓動が早くなり、息が荒くなる
  • 体温が上がる

など生理的には極度の緊張状態=ストレスフルな状態になるのですが、恋愛を経験することで生活に張り合いが生まれ人生が楽しく思えてきます(失恋した時はその反作用が大きいので恋愛は諸刃の剣といえそうですが…)。更に言えば、性的興奮を覚えなければ性行為に至らない結果となり、ストレスフリーな状態は「種の保存」という観点から見ても重大な危機を迎えるリスクがあるといえるのです。

このように「質の良いストレス」を上手に活用して「悪質なストレス」を解消するというのは、健康的な毎日を送る上で非常に重要なことであるということを理解していただけると思います。

(うつ病について)

落ち込む男性

「うつ病」とは脳の障害で自律神経のバランスが崩れてしまう病気です。すなわち自律神経失調症の一つであると言えるのです。 主な原因は精神的なストレスが長期間蓄積することで脳への血液供給が不足し、自律神経の働きに狂いが生じることになります。
治療に使われる抗うつ剤には強制的に交感神経を鎮静化させる作用があります。こうすることで相対的に副交感神経優位の状態を作り出すのですが、鎮静作用を生理的にコントロールすることができないので眠くなるという副作用があります。 眠くなる副作用があるという点では風邪薬や抗アレルギー薬も同じです。こうした薬には鎮静成分が含まれています。これが自律神経に作用して「炎症」というストレッサーから感じる苦痛を和らげるのですが、薬の成分によって鎮静させようとするため「強制的」に副交感神経が優位となるので眠くなります。
このように薬物によって無理やり副交感神経優位の状態を作り出す場合、一時的な自律神経の乱れを起こすという副作用が出やすくなります。

(自律神経バランスについて)

ここで自律神経のバランスについて説明していきましょう。ネット検索で自律神経について調べると

  • 交感神経:日中の活動中に活性化する。男性ホルモン優位。
  • 副交感神経:入眠中あるいはリラックス中に活性化する。女性ホルモン優位。

といった説明をよく目にします。

確かに周囲の状況や身体的な状況によって自律神経のうちどちらかが優位になるのは間違いありませんが、バランス的に “交感神経優位時:交感神経100%、副交感神経0%、あるいはその逆” ということはありません。冒頭の方ではストレスの質を説明するためにわかりやすく10:0の二極論で説明しましたが、現実的に言えば「優位」というのは10:0ということではなく状態に合わせて8:2の時もあれば6:4の時もあるということで、自律神経そのものは24時間不休で働いています。
ここから推測されることは、それがたとえ「良いストレス」であったとしても、神経が異常に高ぶるような「強い興奮状態」になっていると普段のストレスフルな日常と同様に“交感神経優位(程度の差はありますが。。。)”になっているということです。
交感神経優位時に関し、もう一つの好ましくない例として「睡眠時無呼吸症候群」を挙げてみましょう。この病気は睡眠中突然長時間呼吸がストップしてしまう病気です。また大きないびきをかくという特徴もあり、「いびき」とは気道狭窄によって気道内圧が上がりのどちんこ周辺の粘膜組織が大きく震えることで音も大きくなるため、慢性的な吸気不足から「窒息」に近い状態になっています。
この時自律神経はなんとかこの危機的な状況から逃れようと、常に交感神経優位の状態を継続させているため、寝ているようでいて全く体は休まっていません
このように「興奮状態」が長く続くということは必然的に交感神経優位の状態が長時間になるということになり、「自律神経失調症」と同じような状態になっています。 したがって、気分転換にゲームやスポーツなど「興奮状態」が持続するような趣味を楽しんだ後には意識してリラクゼーションできる時間を持つようにしましょう。(交感神経の)「オン」と「オフ」の切り替えは休日にも必要なのです。

上手にストレスを解消する方法について

元気な男性

ここからは、具体的にどうすれば上手にストレスを解消していけるのかということについて説明していきましょう。 話を整理しやすくするためにストレス解消法を以下の3つのカテゴリーに分けました。
  1. 楽しくストレス解消しているようでいて実はストレスフルな方法:ギャンブル、激しい運動、ゲーム、など
  2. 楽しいかどうかは別として、リラクゼーション効果の高い方法:ストレッチ、森林浴、マッサージ、深呼吸、瞑想、散歩など
  3. 理想的なストレス解消法(楽しくて交感神経も高ぶらない方法):ウォームアップとクールダウンをきちんと行う軽めの運動(ゴルフ、ジョギング、水泳など軽い疲れが残る程度のスポーツ)、ヨガ、映画鑑賞、遊園地、温泉、旅行、スナップ写真を撮るなど
3番のような趣味を兼ねたリラクゼーションが一番心身に良い影響を与えてくれます。ただし、運動は必ずウォームアップとクールダウンを行い、夜はしっかりと眠ることを心がけます。 ヨガはストレッチと同じように思えますが、ストレッチよりも難易度が高く達成感が高いのでより楽しめます。
また、映画鑑賞は映画を見ている間の疑似体験を通して適度な興奮とリラクゼーションが得られますし、スナップ写真はしゃがんだり腕を伸ばしたり、歩いたりと「写真を撮る」という目的で体を自然に動かせるので特におすすめです。撮った写真を後で鑑賞するという楽しみもあります。 遊園地は待ち時間が長いと却ってストレスになるので注意しましょう。
2番は特に無趣味な人向けのリラクゼーション法です。森林浴やストレッチ、瞑想が楽しいかどうかは人それぞれですが、呼吸を落ち着かせる効果があり確実にリラクゼーションが得られる方法です。
1番は一見楽しそうですが、実際には非常にストレスフルで、終わった後は別のリラクゼーションを行わなければなりません。ギャンブルにのめり込んだり、負荷の大きい運動で腰や関節、筋肉を痛めてしまったり、テレビゲームで夜更かしすることなどはいうまでもなく不健康な方法ですので、違う趣味を見つけるべきでしょう。

ストレス解消法がうまく機能しない時におすすめなのは

上記のようなストレス解消法を行っても「マンネリ」や気分が乗らないなどの理由で、うまくストレスが解消できないこともあります。そんな時は他の解消法を考えるというのも一つの方法ですが、日頃から上手にバランスを保つことを心がけるなら「高麗人参」を生活に取り入れてみるというのがおすすめです。
「高麗人参」は昔から不老長寿を目的に重用されてきました。ストレスフルな日常が続くと

  • 食後や空腹時にキリキリと痛む
  • 巡りが悪くなり、いたるところがカチコチになる
  • 女性の場合不順になる
などを感じるようになります。高麗人参は今あなたに必要な滋養を補い、巡りを良くしてあなたの日常をしっかりとサポートしてくれます。 高麗ニンジン+趣味を楽しむ。これでストレスフルな日常からより確実に解放されることでしょう。

まとめ

ストレスは強すぎても健康に不安の影を落としますし、無くても生きてはいけない厄介者です。どうせ付きまとわれる存在なら上手に付きあうのが得策ですね。

そこで、ストレスと戦うのではなく、コントロールする方法として趣味を活かしつつよりリラクゼーションを高めるために日常生活に高麗人参を取り入れてみることをおすすめします。 高麗人参は巡りを良くし、ストレスからくる不調を良好に改善してくれます。
そして高麗人参は滋養にあふれ、今あなたに足りないものを補い、全体的にバランスが保たれていることを実感できる健康食品なのです。
以 上 
PR

高麗人参サプリで心身のバランスを保って快適生活を!!

追伸:

高麗人参サプリ売り上げNo.1は?


高麗人参はあなたの健康への願望全てを叶えてくれる魔法の薬ではないかもしれません。が、決して理想から遠い商品でもないと思います。二千年の時を経て古今の権力者に愛用されてきたという事実が「間違いなく高麗人参は健康に良い」ということを物語っています。
そんな高麗人参ですが、実際にどの商品が一番売れているか調べてみたところ「正官庄」という高麗人参が圧倒的に売れていることが分かりました。今現在10年連続で売り上げ世界一です。
「正官庄」があなたにとって最高の商品かどうか分かりませんが、「高麗人参の中で一番売れている」というのは軽視できないデータです。