本沢温泉の基本情報
住所: 〒384-1301
長野県南佐久郡南牧村海尻 国定公園内
TEL: 090-3140-7312
入浴料: 600円
営業時間: 日の出~日没
定休日: なし
駐車場: 徒歩1~3時間
露天風呂(混浴1)
内風呂 (女1、男1、男女交代制1)
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本沢温泉について(地図)
本沢温泉(ほんざわおんせん)は
登山でも人気の
八ケ岳連峰の中腹に位置する
硫黄岳の爆裂口直下の谷間、
標高2150mにある温泉で、
通年営業の温泉宿では
日本最高所の露天風呂がある
秘湯中の秘湯として
有名な温泉です。
本沢温泉の体験記
本沢温泉までの道のり(画像付き)
本沢温泉までは
夏はゲートから約1時間15分、
冬は麓から3時間以上もの道のりを
歩かなければたどり着けません。
今回は雑誌「BE-PAL」の取材で
いちばん寒い時期の1月に
訪問させていただきました。
本沢温泉入口。
ここから約3時間の
登山のスタートです。

素敵な冬景色。

温泉にとっても詳しい
山崎まゆみさん、
野添ちかこさん、
山田べにこさんと
ご一緒させて頂きました。

トレッキングシューズに
スノーシューを履いて
雪の中を歩きます。
スノーシュー初体験で
ちょっとコツがいりますが、
かなり楽しいです!

1時間以上歩いて
ゲートに到着。
夏はこのゲートまで車で行き、
ここから歩くことになります。
プレートには
『本沢温泉 無雪期 約1:15分』
と書かれています。

すっごくいいお天気で
暖かそうにも見えますが、
気温はマイナス10℃!

でもガシガシ歩いていると
顔と手足先以外は
寒さを感じません!
ウサギやシカなどの
足跡が雪に残っていて、
それを見つけながら進むのが
楽しかったです。

一部だけですが
かなりの登り道もあり、
休憩しながら進みます。
冬はこんな雪道ですが、
夏場は舗装された道で
歩きやすいそうですよ。

かなり高いところまで
来ました。
雪道は真っ白ですが、
なんとなく道に
なっていますし、
所々看板が出ているので
私のような方向音痴でも
迷子になる心配はありません。

いきなりカモシカに遭遇!
私たちに気づいても
逃げようともせず
じっとしていました。
野生カモシカは
初めて見ました!!

2/3ほど歩くと
八ヶ岳連峰が
きれいに見えます。
紅葉の時期は
特に美しいそうです。

歩き始めてから
約3時間半で
日本最高所 野天風呂の
秘湯 本沢温泉に到着!!
本沢温泉の山小屋(画像付き)
【本沢温泉の山小屋外観】
雰囲気のある
2階建の山小屋です。

本沢温泉の玄関。

靴は下駄箱に。

入ってすぐ正面に
帳場があります。
台にはお土産や
食べ物、飲み物が、
記念バッジなどがぎっしり。

帳場のすぐ右にある
階段を上って2階に
お部屋があります。

【本沢温泉 山小屋のお部屋】
こちらは大部屋(相部屋)で
30人以上が
雑魚寝できる広さです。
ただ、お部屋に暖房はなく、
小さなコタツがあるだけ。
消灯の20時まで
廊下の暖房が稼動していますが、
お部屋の中はめちゃ寒です。

はしごを上って
「ロフト」スペースにも
お布団が並んでいます。
男性陣が下、女性陣が上で
寒いのでお布団を4枚掛けて
さらにダウンを着て
修学旅行以来の
雑魚寝を体験!

大部屋の向かいにあった
個室タイプのお部屋。
薄暗い大部屋に比べて
明るくまったりできそうな
お部屋です。
いちばん寒い1月~2月の冬は
マイナス20℃にもなる本沢温泉。
お部屋も本当に寒くて、
ペットボトルの中身や
コンタクトの洗浄液、お化粧水まで
凍ってしまうこともあるそうです。
凍らせたくないものは
一緒にお布団に入れて
寝るといいそうですよ。
本沢温泉には
相部屋・個室・ 新館がありますが、
宿泊料金は1泊2食付きで
冬は暖房代込みで9,550円~
夏は8,500円~だそうです。
本沢温泉のお風呂の種類
本沢温泉には
・ 混浴露天風呂
・ 男女別内風呂
・ 男女交代制内風呂
と、全部で3種類のお風呂があり、
内風呂と露天風呂では
異なる源泉を持ちます。
ただ、
男女別内風呂「こけももの湯」は
夏期限定のお風呂で、
しかも宿泊者優先です。
(日帰り入浴料は
「こけももの湯」だけで800円)
ですから今回は
こけももの湯には
入浴できませんでした。
冬期限定 男女交代制内風呂の口コミ情報
男女交代制内風呂の
「石楠花風呂」は
山小屋から左側の
スロープを降りた所に
ぽつんと湯小屋が
建っています。

看板が渋いっ。
「石楠花風呂」は
冬期限定のお風呂で
男性時間、女性時間、フリーと
時間帯によって代わります。
20時以降は
電気が付かないので
入浴はできますが
懐中電灯持参だそう^^

入口の戸を開けると
さらにすぐ先に
脱衣所入口の扉があります。

【石楠花風呂の脱衣所】
棚にカゴがあるだけの
シンプルさ。
2人用位の
狭いスペースでしたが、
4人でブルブル震えながら
着替えました。
だって…

棚の丸太の表面にも
窓と思われる所にも
びっしりと厚い霜が
ビンビンに立っているほど
寒いんですものっ!!

湯船も壁も天井も
全て檜造りの
ぬくもりのある
お風呂場です。
湯船には
お湯が冷めないように
板のフタがしてあります。

2槽になった湯船の
板を外すと
緑色のような土色のような
きれいな濁り湯が登場。
当然手前の床も
つるんと凍っているので
注意して入ってくださいね。

【石楠花風呂】
山崎さん、べにこさんと。
どちらの湯船も
2~3人用です。
(私たちは最初
4人で1つの湯船に
入っていたので
女性なら4人でもOK)
お湯は熱めで
少し鉄の匂いがしました。
あんなに冷え切った体で入浴したのに、
10分もしないうちに
汗が出るくらい熱くなり、
暫くの間はぽっかぽかの
本当によく温まるお湯でした。
ただ、あまり長湯すると
頭がくらくらするくらい
成分濃厚なお湯でもありました。
あ、でも、お腹が空いてただけかな…
日帰り入浴の場合
石楠花風呂の入浴料は
露天風呂とは別料金で
600円になります。
本沢温泉のお食事(画像付き)
今回本沢温泉では
夕食、朝食、お昼を
いただきました。
夕食は18時から。
食堂でいただきます。

夕食のメインは2種類の鍋で
おでんとチゲ鍋でした。

他のメニューは
・お魚のフライ
・かぼちゃの煮物
・きんぴらごぼう
・煮豆
・小魚と野菜の三杯酢?
朝食は確か7時からでした。
朝食のメニューは
・お魚の煮付け
・シュウマイ
・卵焼き
・梅干し、お漬物
・焼きのり
・お味噌汁
お食事は最初温かかったのですが、
みるみる間に冷たくなって
最後は冷え冷えに。
それにしてもこの雪山まで
どうやって食材を
持ってきてるのかな。。
食事にはほうじ茶がでましたが、
お茶が内湯と同じ鉄っぽい臭いがしたので
温泉を沸かしているか、
温泉で洗っているのかな??
お昼は薪ストーブのある
談話室でいただきました。
メニューはラーメン、カレー、
うどんから選べました。
【うどん】

【ラーメン】
本沢温泉の混浴露天風呂 口コミ情報(画像付き)
混浴露天風呂は冬は
山小屋から歩いて10分ほどの
所にあります。
(夏は5分で行けそうです)
まず山小屋を出て
看板を正面に見て
右側に進みます。
目の前に広がるのは
天狗岳です。

最初は上り坂です。

道になっているので
長靴でも歩けましたが、
道をそれると膝くらいまで
雪に埋もれてしまいます。

5分ほど歩くと
「野天風呂」
の看板が出てきて
下り道になります。

硫黄岳から流れる
湯川を下に見ながら
斜面にできた細道を
慎重に降りて行きます。

かなり急な斜面の先に
ぽつんと佇む湯船を発見!!
本当に湯船があるだけで
脱衣所などはないので
この木枠の所に毛布を掛けて
マイナス15℃の中
決死の着替えをしました。

標高2150mに位置する
【本沢温泉 混浴露天風呂
「雲上の湯」】
河原のガレ場に
あるそうですが、
雪に覆われて
よくわかりません。

混浴露天風呂「雲上の湯」は
内湯とは全く違った源泉で
少し硫黄の匂いのする
白濁湯です。

「日本最高所 本沢温泉 野天風呂」
と書かれた柱は
雪でほとんど見えませんが、
この絶景は最高です!
後ろに見えるのは
硫黄岳。
ガスがかかって
見えないことも多いそうですが、
この日は真っ青な空で
硫黄岳もほんとに
きれいに見えました!

「日本最高所」だから
山を見下ろす景色なのかと
思っていたら
なんと山に囲まれた谷地!
「最高」の場所から
さらに高い場所を見上げるのも
いいですよね~。
さて、皆さんの
『早く美女3人を見せろ』という
お声が聞こえているので、
ご堪能ください♪


酸性湯に入ると
いつもならすぐにお肌が
ピリピリするのですが、
本沢温泉のお湯は
大丈夫でした。
寒すぎて皮膚も
マヒしていたの
でしょうか…

源泉は湯底と
柱側の左から湧出していて
60℃ほどあるそうですが、
なんといっても
外気が冷た過ぎて
37℃くらいに感じました。
皆さん素敵な笑顔ですが、
実際は身体はぶるぶる、
顔や肩は鳥肌立ちまくり、
髪も雪でカッチカチ。
時々雪氷が舞う風も吹いて
「キャ~!!!!」

お湯に1時間浸かっていても
全然温かくならず、
湯船から上がる時は
「私は寒くない、ぜ~んぜん寒くない…」
と言い聞かせていましたが、
最後にはやっぱり
「さぶ~~い!!!」
になっていました…
日帰り入浴の場合
露天風呂「雲上の湯」の入浴料は
内湯「石楠花風呂」とは別料金で
600円になります。
【ミナの感想】
冬の本沢温泉は
雪山を体験したことのない私にとっては
夢のまた夢でした。
ですが、
たまたまお声をかけて頂き
今回行くことができました。
本当に感謝、感謝です。
本沢温泉までの道のりは
「登山」というほど急ではないので
初心者のかたでも大丈夫です。
スノーシューも山小屋も初体験で
なにもかもが新鮮でした。
山小屋は予想以上に寒く、
暖房もお部屋にはなく、
廊下の暖房も消灯の20時には
切れてしまいます。
自然の中の山小屋に来ると
日常生活がどんなに便利で
ありがたいかが再認識できて
すごくいい経験でした。
マイナス10℃も超えると
寒すぎてデジカメが動かなくなったり、
携帯の充電が
あっという間になくなったり
というかたもいました。
そんな時はバッテリーを
体温で温めるといいそうです。
内湯の「石楠花風呂」は
凍えた体をいっぺんに温めてくれ、
「しあわせ~」「生き返った~」と
心から実感できるお風呂した。
混浴露天風呂は
源泉は60℃あるそうなので
夏場はあったかいと思いますが、
冬は寒さを通り越して痛く、
痛さも通り越して
感覚がなくなります。
源泉が出ているところだけは
若干温かさを感じられて、
順番に側面に
張り付いていました。
冬に露天風呂に行かれる前には
必ず内湯で十分に温まって、
帰って来たらすぐに
内湯で生き返ってくださいね!
でも日本最高所の露天風呂は
秘湯のなかの秘湯、
絶景のなかの絶景で、
大自然を全身で感じることができ、
なぜだか自然に
「今生きてるんだな~」って思えました。
「本沢温泉」の混浴難易度
本沢温泉の混浴露天風呂「雲上の湯」は
女性はバスタオル巻きOKですし、
お湯も白濁しているので
女性も安心して入浴できます。
ただ、脱衣所がないので
着替えがいちばん
ネックになります。
隠して着替えられるような
スカートタイプのタオルなどを
持っていくといいですよ。
また、登山シーズンの週末などは
本沢温泉もとても人気で
お風呂待ちが出来るほどだそう。
湯船は詰め詰めでも
8人ほどしか入れなそうなので、
混んでいる時の女性の入浴は
難易度がUPしそうですね。
【本沢温泉の満足度】★★★★★
【混浴恥ずかしさ度】★★★☆☆
- 本沢温泉の温泉詳細情報
-
泉質: 硫化水素泉
ph: 2.3 (酸性)
効能: 慢性皮膚病・動脈硬化症・きりきず・やけど・神経痛…etc.
バスタオル巻き:OK内湯 泉質: ナトリウム・カルシウム硫酸塩・炭酸水素塩泉
ph: 6.9 (中性)
効能: 神経痛・筋肉痛・高血圧・冷え症







