大湯温泉「阿部旅館」

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大湯温泉と阿部旅館について（地図）

大湯温泉（おおゆおんせん）は秋田県、宮城県、岩手県の3県にまたがる栗駒山の西麓から秋田県側に流れる皆瀬川の最上流部にある温泉地で、観光地としても人気の小安峡（おやすきょう）からも車で5分ほどの場所です。

阿部旅館は秘湯としても知られていますが、国道398号線からも近いのでアクセスは便利です。

大湯温泉 阿部旅館の体験記

外観＆館内画像とお風呂の種類

こちらの看板が目印です。

【阿部旅館の外観】
全部で9部屋という家庭的できれいな旅館です。

館内に入って入浴料を支払いますが、日帰り入浴の場合は外から回ってお風呂に行きます。
館内には広いお食事処もあります。

阿部旅館には
・ 混浴露天風呂
・ 2つの女性専用露天風呂
・ 2つの男性専用露天風呂
・ 2つの女性専用内湯
・ 2つの男性専用内湯
と全部で９つのお風呂があり、98℃という源泉温度の天然温泉です。
**内湯の「ひのき風呂」は宿泊者のみ利用可能です

日帰り入浴可能なお風呂への道のり

建物左側にあるこちらの通路を進みます。

緑を見ながら50mほど進むとこのような屋根つきの建物になります。

下り坂を進み…

階段を降ると…

男女別の脱衣所があり、真ん中には水戸黄門の印籠のようにかっこよくキマっている「日本秘湯を守る会」の提灯がで～んとあります。

女性用内湯の情報（画像付き）

【女性用脱衣所】
2～3人で着替えるのにちょうどいいスペースです。脱衣所には鏡とドライヤーが完備されていました。

脱衣所入口から左側には【源泉蒸風呂】があります。

【女性用内湯】『今昔風呂』

3～4人用サイズで熱めのお湯でした。
昔の湯小屋らしい雰囲気で湯治気分が味わえました。

内湯の壁の上部はなく壁の向こうは男湯なのでお連れのかたとお話することもできます。

内湯にシャワーなどはありません。洗い湯用の桶があって石鹸が完備されていました。

女性用露天風呂の画像付き情報

【女性用露天風呂】
内湯から外に出るとすぐにあります。

湯船は十和田石と多古石で作られた湯船で静かに入浴できました。
高い壁のせいで景観はイマイチです。

こちらの露天風呂の左にある階段を降りると2つめの女性用露天風呂があります。

【女性用露天風呂】『せせらぎの風呂』
コチラの湯船派ご主人の手作りだそうです。先ほどの露天は屋根がありませんでしたがこちらは半分屋根付きです。川のせせらぎが確かに聞こえました♪

混浴露天風呂の画像付き情報

混浴露天風呂へはせせらぎの風呂の右にあるこちらの階段を降りていきます。

あっ！川風呂です！！

【混浴露天風呂】『天然川風呂』
画像右の大きな岩の上段が男性用露天風呂です。

天然川風呂は7～9月のお天気のいい日にだけ入浴できるという期間限定のレアな露天風呂です。
川底から湧き出る温泉を堰き止めた天然の川風呂で緑に囲まれながら無色透明のきれいなお湯に浸かれます。

お風呂になっている下流はこんな感じです。

日によって温度差がありますが、この日はご主人が「今日はちょうどいい湯加減になってるよ」とおっしゃっていた通りぬるめの適温ですごく気持ちがよかったです。
ただ、底は砂になっていて源泉が湧き出してくる箇所の川底にいるとすっごく熱かったです。

画像ではわからないかと思いますがおたまじゃくしがたくさん泳いでいて、おたまじゃくしと混浴できました♪

川風呂は大きすぎて上手に写せなかったので上から見た川風呂です。まさに川ですね！

【ミナの感想】

7月～9月のお天気のいい日にだけ入れる川露天風呂はレアでありがたみがありました。私が行った日はお天気もすごく良くて川露天の湯温も本当にちょうどよくて最高でした！

川のお水もすごくきれいで自然の美しさに感謝しながら入浴できる貴重なお風呂です。川底のいたる所から熱～い源泉が出ているので気をつけながら入って下さいね。

阿部旅館の混浴難易度

天然川露天風呂へは男女別の露天風呂から行けますし、バスタオル巻き・水着着用での入浴もＯＫなので女性も混浴しやすいです。

それよりも女性のかたが注意するのは日焼けです！屋根や木影など遮るものはなにもなく、太陽がお湯に反射してかなり眩しいです。長湯しているとあっという間に日焼けしちゃいますので気をつけてくださいね。

素敵なロケーションと大自然と体感できる期間限定の川露天風呂、ぜひ体験してみてください！

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【阿部旅館の満足度】★★★★☆
【混浴恥ずかしさ度】★☆☆☆☆