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川原毛地獄温泉と上流の湯について(地図)
川原毛地獄(かわらげじごく)は秋田県の東南に位置する湯沢市にある野天湯です。
川原毛地獄は青森の恐山、富山の立山と並ぶ日本三大霊地のひとつで、別名「霊山川原毛」と呼ばれていました。木はもちろん、草も1本も生えていません。
実は現地に行くまでこちらの存在は知りませんでした。有名な川原毛大湯滝に行きたかったのですが…
川原毛地獄温泉 上流の湯の体験談
間違えたことから…
駐車場から川の上流側にあるいて行くと川原毛地獄があり、一面は硫黄の臭いが立ち込めていて、山肌の裂け目からは水蒸気らしきものが出ています。
私たちは「湯気が立っているほうに温泉があるに違いない!」と川原毛地獄を登っていきました。川原毛地獄には遊歩道が作られていて、山の上を登って道路まで歩けるようになっていますが、結構きつい道のりです。温泉に入るためなら!と必死に登っていたら山登りの格好をしたお兄さんがいて、「温泉はあっちですよ」と逆方向を差しました。
かなり登ってきてしまったけど、お兄さんが教えてくれたおかげで最後まで登ってガッカリすることにならなかったし、お湯に入る前のいい運動になったねと言いながら川野毛地獄を下って川の下流方向に歩きはじめたら、私たちの4倍は早く歩いていたお兄さんが戻ってきて、「川原毛大湯滝まで行ったけど水が冷たくて入れる状態じゃない」と教えてくれました。しょぼん……。
どうやら7月頃にならないと、お湯が適温にならないようです…一応途中まで行ってみましたが、やはりお水が冷たかってので引き返しました。
帰ろうとしたら再度お兄さんがやって来て、「あっちの川沿いなら何とか入れるみたいですよ。僕は妻に8時半には戻ると伝えたから入れないけど」と教えてくれました。
なんて優しいお兄さん!奥様が羨ましいっ!
上流にある湯船のように掘られた穴に1人の男性が水着姿で入っていました。
わーい!!
もうお湯に浸かれないと思っていたから嬉しさ倍増です。
私たちは水着を持ってきていなかったのでキャミソール&短パン姿でお湯に入ると、「熱っ!!」。かなり熱さで皮膚が真っ赤になってしまうほどでした。
男性は「なんとか大丈夫」とそこに入っていましたが、私たちは熱すぎるのでそこから少しだけ下流にあるもう1箇所掘られた穴に入ってみることにしました。
川の冷水と源泉の熱いお湯が同じところから流れてきて、流れによって熱いお湯がたくさん来る時と冷水がたくさん来るときがあり、その状態によって水やお湯を手で「もっと来い~」と流したりかき混ぜたりしなければなりませんでした。
上の穴は若干熱すぎ、下の穴は若干ぬるめでしたが、野湯気分を十分満喫することができましたよ!
【ミナの感想】
今回は5月で川原毛大湯滝のお湯の温度が冷たすぎて入れませんでしたが、一応お湯に入れたので満足です。
野湯体験をしたい方には川原毛地獄はぜったいお勧めです。ただ、お湯は強酸性です。お肌が弱い方が顔を洗ったりすると腫れたりかぶれたりすることがあるので十分に注意してくださいね。私はうかつにも顔を洗ってしまい、まぶたが「お岩さん」みたいになってしまいました…
それにお湯はかなり硫黄の匂いが強いので、水着や洋服、タオルは使えなくなってもいいようなものを持って行ったほうがいいですよ。私は3回洗濯してやっと硫黄の匂いが落ちました…。
上流の湯の混浴難易度
バスタオルや水着はもちろん、Tシャツにショートパンツでも入浴できるので女性も気軽に入浴できます。脱衣所などはありませんので、車の中などで身軽な服装に着替えて行くといいですよ。
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【上流の湯の満足度】★★★☆☆
【混浴恥ずかしさ度】★☆☆☆☆
上流の湯の温泉詳細情報(身体への効能など) | ||
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泉質 | 酸性-含二酸化炭素・鉄-塩化物泉 | |
ph | 1.41 (強酸性) | |
タオル巻き | OK(水着や洋服もOK) | |
効能 | きりきず・やけど・慢性皮膚炎・虚弱児童・婦人病…etc. |