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八九郎温泉と奥奥八九郎温泉について
銀山・銅山として天然地下資源が豊富だった秋田県北部の八九郎温泉には共同浴場の「八九郎温泉」と野天湯の「奥八九郎温泉」「奥奥八九郎温泉」というかなりややこしい名前のお風呂が3か所あります。
奥奥八九郎温泉は3つの中でも最もワイルドな雰囲気で天然のジャグジーが楽しめる全国的にも人気の野天湯です。ちなみに八九郎温泉という名前は「八九郎さん」というかたが名づけた温泉だからだそうです。
奥奥八九郎温泉の体験記
奥奥八九郎温泉へのアクセス
奥八九郎温泉へのアクセスは東北自動車道「小阪IC」から国道282号線の濁川地区にある「あすなろ荘」を右折して集落を過ぎます。
国道沿いにある看板。
こちらを右折します。

道なりに進んであすなろ荘を過ぎて林道に入り、「奥八九郎温泉」の看板に従ってこちらを左方向に曲がります。

細い林道を進むと急に広場のような拓けた場所に出ます。こちらが奥奥八九郎温泉です。
エネルギーに溢れた奥奥八九郎温泉
【奥奥八九郎温泉】
析出物台地に自然と湧く源泉があります。

人が入れるくらいお湯が溜まっている穴は5か所ありました(今は全ての穴に人が浸かっています)。
そのうち3か所は簡易的なもので浅くてぬるかったです。

1人用サイズの穴は体育座りするとかなりお湯に浸かれます。ただ、底の土がお湯と混ざって『土湯』になります。
そして当然バスタオルのお尻の部分も茶色に…

いちばんのおススメは源泉がブクブク湧き出しているいちばん大きくて広い穴です。

こちらがメインの穴で「湯船」といっていいほどしっかりと硬いです。

他の穴のお湯はこちらの源泉が流れ出ているのでお湯自体も茶色い土湯ですが、こちらの穴のお湯は新鮮です。

豪快に湧き出る源泉は無色透明で鉄の匂いがしました。
湯温はかなり熱めで44℃はありました。

そして2番目にオススメの湯船は源泉が湧いているすぐお隣の穴です。

源泉の穴よりはお湯の鮮度は落ちますが、お湯の温度は適温よりちょっと熱めなのでブクブクの湯船が熱すぎるかたはこちらのほうが入りやすいですよ。
奥奥八九郎温泉には脱衣所などはなく、床に荷物を置くと赤茶色の土が付いてしまうので、車内で着替えてお洋服も含めた荷物は車に置いていったほうがいいです。
こちらでキャンプをしている車も数台ありました。常連のお客さんの情報によると夏場はアブにさされるので、虫除けスプレーが必須だそうです。
【ミナの感想】
奥奥八九郎温泉へのアクセスは国道を走っていても何の看板もないのでわかりずらいですが、林道までたどり着けば看板も出てくるので安心です。
見つかった時はかなり感動でしたが、秘湯といっても人気の温泉なので遠方からもたくさんの人が来ていて秘湯気分は半減でした(夕方訪問した時には多くの人がいましたが、2回目早朝に再訪した際には誰もいませんでした)。
最初は人が多くて小さな穴にしか入れず、赤茶色のお湯なのかと思っていました。でも源泉の湧く穴に入ってみてお湯自体が透明だったのにはびっくりでした!とっても新鮮で豊富な量のお湯が豪快に湧き出していて、自然のパワーをダイレクトに感じられました。
浅めの穴に浸かっても最後は熱い源泉湯船でシメれば心も身体もすっきりシャッキリしますよ。
野天風呂の中ではかなり贅沢なお湯で、豪快な天然ジャグジーが楽しめるお気に入りの温泉です!
奥奥八九郎温泉の混浴難易度
脱衣所も隠れるスペースもないので、女性は着替えがいちばんの困難だと思います。
人気の野湯なので入浴されている人もたくさんいらっしゃいましたが、もちろん女性も多く、女性はバスタオル巻きや水着で入浴していたので恥ずかしさはそれほどありませんでした。
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【奥奥八九郎温泉の満足度】★★★★★
【混浴恥ずかしさ度】 ★☆☆☆☆
奥奥八九郎温泉の温泉詳細情報(身体への効能など) | ||
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泉質 | 含鉄-カルシウム・ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩-硫酸塩泉 | |
ph | 8程度 (弱アルカリ性) | |
タオル巻き | OK | |
効能 | 神経痛・婦人病・慢性湿疹…etc. |