白鳥山温泉「喜楽苑」の画像




住所 〒972-8325
福島県いわき市常盤白鳥町勝丘119
TEL 0246-43-2227
入浴料 1,500円
時間 8:30~15:00
定休日 無休
駐車場 あり(無料)
構成 露天風呂(混1、女1、貸1)
内湯  (女2、男2)

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白鳥山温泉と喜楽苑について(地図)

白鳥山温泉は湯本温泉の奥座敷として市街地から離れた静かな丘にある小さな温泉地で、県内でいちばん早く梅の花が咲く白梅の里でもあります。別名「大作の湯」とも呼ばれ、大同二年頃に徳一大師によって発見されたとも、文久二年頃に小次郎という人が発見したとも伝えられている2,000年近くもの歴史があります。

喜楽苑は日本秘湯を守る会にも登録されている静かな温泉宿で、競走馬がリハビリのために入る温泉で有名なJRA競走馬総合研究所がすぐ近くにあって、日曜日以外は見学することもできます。

外観・館内画像とお風呂情報

白鳥山温泉 喜楽苑の画像

静かでのどかな環境のなかに「喜楽苑」の看板があります。

白鳥山温泉 喜楽苑の画像

【喜楽苑の外観】
敷地内には様々な梅の花が80本植えられています(通常なら3月上旬が見頃)。他にも桜や山ツツジ・サザンカなど数多くの木があって四季折々の花が楽しめます。

白鳥山温泉 喜楽苑の画像

本館。
シンプルでスタイリッシュな新しい建物です。

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玄関を入ってすぐ左側に受付があります。すぐ隣にはお土産や飲み物などが売っている小さな売店コーナーもあります。

白鳥山温泉 喜楽苑の画像

受付の向かい側はイスとテーブルがたくさん置かれた宿泊者がモーニングコーヒーを頂けるコーヒーハウス。窓から光が入り込んで清潔感溢れる明るい雰囲気でした。

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ロビー隣には日帰り入浴者も利用できる大広間があります。お食事の持ち込みも可能で飲み物等は売店で購入することもできます。また、美味しいものを食べて周りに気兼ねなくのんびりしたい方には1名5,000円の事前予約で個室と喜楽苑オリジナル加茂弁当、そしてタオルが付いた日帰りプランもあります(10:30~14:30で予約は2名以上~)。

喜楽苑には
・ 混浴露天風呂
・ 貸切露天風呂
・ 女性専用露天風呂
・ 2つの女性専用内湯
・ 2つの男性専用内湯

と7つのお風呂があり、源泉かけ流しの100%天然温泉です。

混浴露天風呂の口コミ情報

白鳥山温泉 喜楽苑の画像

混浴露天風呂へはロビーから続く廊下をどんどん奥へ進んでいきます。館内は広く、廊下も長いです!

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敷地内には庭園もあり、館内の窓からも見えます。

白鳥山温泉 喜楽苑の画像

庭園の池には鯉も泳いでいました。

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長い廊下を何度か曲がりながら進むと今度は長い階段を降りていきます。

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やっと混浴露天風呂の脱衣所入口までたどり着きました。
宿泊されているかたは脱衣所前の壁にある予約表に名前を記入すれば貸切利用できます。

白鳥山温泉 喜楽苑の画像

【混浴露天風呂の脱衣所】
棚とカゴだけで広くはないスペースですが男女別になっているだけでもありがたいです。

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脱衣所から外に出るとすぐに露天風呂があります。脱衣所から湯船の途中までは仕切りがあります。

白鳥山温泉 喜楽苑の画像

【混浴露天風呂】
仕切りの先左側は楕円形の岩風呂になっています。

白鳥山温泉 喜楽苑の画像

仕切りの先右側には屋根が付いていてその奥は洞窟のような造りになっています。このためこちらの露天風呂は「快朗洞窟露天風呂」と名付けられています。

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私がいるあたりにパイプがあって、そちらからお湯が注がれています。

白鳥山温泉 喜楽苑の画像

2000年近くも前に開湯し、古く「佐波古の名湯」とされた日本三大名湯であるいわき湯本温泉。

白鳥山温泉 喜楽苑の画像

そして洞窟の一番奥の部分の岩肌からもお湯が流れています。無色透明でクセのないお湯はこの日は少しぬるめでした。

白鳥山温泉 喜楽苑の画像

引き湯をしているお湯を木炭でろ過したやわらかな温泉なので肌触りも柔らかかったです。JRAの馬の温泉と同じ源泉なので競走馬ファンさんには嬉しいかもですね。

白鳥山温泉 喜楽苑の画像

仕切りの男性側から見るとこのような感じです。

男女別内湯の口コミ情報

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「快朗洞窟露天風呂」へ行く途中の階段手前右側に男女別内湯があります。

白鳥山温泉 喜楽苑の画像

女性用内湯の入口。こちらの右側に男性用内湯の入口があります。

白鳥山温泉 喜楽苑の画像

【女性用内湯の脱衣所】
シンプルで清潔感のある脱衣所です。

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脱衣所には洗面台もあり、ドライヤー・化粧水・乳液・美容液が完備されていました。

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【女性用内湯】
高く広い窓があって外には木々が植えられているので明るく開放感があります。

白鳥山温泉 喜楽苑の画像

内湯にもいわき湯本温泉のお湯が注がれています。

白鳥山温泉 喜楽苑の画像

内湯にはシャワー&カランにリンスインシャンプー・ボディソープ・石鹸が完備されていました。

女性専用露天風呂の口コミ情報

白鳥山温泉 喜楽苑の画像

女性専用露天風呂は先ほどご紹介した内湯の湯船のすぐ左先に位置する引き戸の先にあります。

白鳥山温泉 喜楽苑の画像

【女性専用露天風呂】
緑の中にある木造の湯船です。

白鳥山温泉 喜楽苑の画像

湯底から露天風呂と同じいわき湯本温泉のお湯が注がれているので、湯面はボコボコと気泡が出ていました。

男女別内湯の口コミ情報

もうひとつの男女別内湯は湯治目的のお客様専用の宿泊棟2階にあり、こちらでは白鳥山温泉の鉱泉が注がれています。訪問時は入浴されていたかたが多かったので写真は控えました。
薄い茶色+薄い緑色のような濁り湯の鉱泉で、地元のおばちゃまが「特に腰痛やリウマチに効能があるんだよ」と教えてくださいました。

【ミナの感想】

2011年3月11日の大地震以来しばらくの間温泉が出なくなってしまったと聞いていたのですごく心配していましたが、無事に復活して本当に良かったです。
喜楽苑はすごくのどかで静かな場所に建っている宿で、混浴露天風呂も自然に囲まれたとっても静かな中で入浴できました。たくさんの木があるので四季折々に異なる景色を楽しめ、何も考えずにぼ~っと長湯できるお風呂です。洞窟露天風呂は洞窟と言うほど薄暗くなくて洞窟らしさを期待して行くとちょっと拍子抜けしますが、暗くて狭いところが苦手な私にはかえってよかったです。
また、ひとつの温泉宿でいわき湯本のお湯と白鳥山温泉のお湯を楽しめるのはいいですよね。
ただ、受付から各お風呂場へはかなり距離があります。各浴室間も離れているので、1度に各お風呂を楽しもうとすると移動だけで疲れてしまうほどです。また、その都度着替えをしなければなりません。ですから足腰の弱いかた・着替えが面倒なかたには少々辛いかもしれません。

喜楽苑の混浴難易度

混浴露天風呂の手前には男女別の脱衣所がありますし(ただ、湯船から覗くと脱衣所内が見えるのでその辺は少し注意です)、脱衣所から湯船の途中までは仕切りがあります。このように、一番難易度が高いとされる湯船の出入り時に見られない配慮があるというのは助かります。でも女性側出入口の延長線上に洞窟があるので、男性のお客さんも女性側エリアにいることが多そうです。そうなるとあまり仕切りの意味がなくなってしまうようにも思います。
湯船はそこまで広くはありませんし、湯船の中に岩など体を隠せる場所もなく、さらにお湯は無色透明ですから、他にお客さんがいる場合は女性の入浴はなかなか難しそうです。
でも混浴露天風呂の他にも3か所のお風呂がありますし、貸切状態で入れる確率も高そうです。

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【喜楽苑の満足度】 ★★★☆☆
【混浴恥ずかしさ度】★★★★☆

喜楽苑の温泉詳細情報(身体への効能など)
泉質 含硫黄-ナトリウム-塩化物・ 硫酸塩温泉 / 単純鉱泉
ph 8.1 (弱アルカリ性)
タオル巻き NG
効能 神経痛・リウマチ・腰痛・神経病…etc.
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