内湯 (混2)
湯ノ花温泉「石湯」体験記
およそ700年もの歴史を持つ湯ノ花温泉は福島県 南会津に位置し、冬は豪雪地帯にもなる標高650mの山間の小さな村の天然温泉地で、旅館や民宿が20軒ほど点在しています。
湯ノ花温泉には民家に混じって共同浴場が4ヵ所点在していて、なかでも一番人気なのが石湯。湯ノ花温泉の共同浴場は低料金なのはもちろん、どこも地元の方がお掃除されているのできれいなのがありがたいです。
以前は「石湯」を含む「弘法の湯」「天神湯」そして「湯端の湯」の4ヵ所の共同浴場はどこもお風呂場にある箱に現金を入れれば入浴できましたが、現在は浴場掃除をしている家庭以外の入浴者は入浴券を購入するシステムになっています。200円の入浴券を購入すれば4か所の共同浴場に入ることができ、最後に入ったところに置かれている箱に入浴券を入れます。
1日入浴券は部落内の商店、旅館、民宿、一般家庭の「入浴券販売所」と提示されたところで購入できます。11枚の回数券(2,000円)と年間券(15,000円~)は大山(民宿みちのく)で販売しています。
**もし入浴券を買わずに入浴したり日付のない入浴券、同じ入浴券で複数の人が入浴した場合は1,000円徴収されます。
石湯へのアクセス方法
今回は石湯へのアクセスがいい県道350号線沿いにある星商店さんで入浴券を購入して、「車も停めていっていいよ~」とおっしゃってくださったのでこちらに駐車しました。

星商店を背にして左に進むとすぐ左手に「石湯入口」という気の看板があるので、こちらを曲がります。

なだらかな細い下り道を進みます。

澄んだ空気と美しい緑に癒されながら歩いていると…

100mもしないうちに湯ノ岐川にかかる車両は通行できない橋を渡ります。

橋を越えたら右側に進むともう湯小屋はすぐそこです。

一目で「これが石湯だ!」と分かるくらい大きな石と一体化した渓流沿いにあるこちらの小屋が湯ノ花温泉で一番人気の共同浴場「石湯」です。外観を見ただけでも人気の理由がわかる気がします。
えっ?これは罰ゲーム??ダチョウ倶楽部さんも入りたくなる熱湯温泉
扉を開けてみてびっくり!!
湯小屋の外にあった石の一部が小屋の中に突き出ています!まるで大きな石が宙に浮いているようにも見えます。

こちらは夜に訪問させていただいた時で暗いとまた少し雰囲気が違います。大きな石が湯船を見守っているようなとても個性的な造りです。湯船は4人ほどがゆったりは入れるくらいの大きさで深めです。

湯船の奥にある男女共用の脱衣スペースには棚とカゴが完備され、きれいでした。浴槽と脱衣所の間のには高さは低いですが、ちょっとした仕切りがあります。

湯底の石の下から自然湧出もしていて、新鮮で熱いお湯が100%源泉掛け流しになっています。源泉温度は57℃となっていて、湯船の湯温は47℃はあるんじゃないかという激熱さでした。ホースから出る水で薄めないと入れる温度ではありませんでした。ちなみにこちらの水は川から引いているみたいですよ。
お湯はびっくりするくらい透き通った無色透明で、クセのないさらっとした肌触りないので万人受けの温泉ですね。
屋内で景色は見られませんが、静かな渓流沿いにあるので川の流れる音が聴こえてきてゆったりとしたひと時を過ごせます。でもお湯は激熱なので、実際は優雅に温泉に浸かってなんていられず、すぐに出ないと皮膚が真っ赤になっちゃいます(笑)
こちらはメインの湯船のさらに川渓流が沿いにあるひとりサイズの小さくて浅い湯船です。こちらの湯船には源泉が直接注がれていないせいか43℃くらいの熱さで水を入れなくても入浴できました。狭いですが立てば窓越しに川が見えますし、誰にも見られずに入浴できるのはいいかも。
【ミナの感想】
まず石湯に行くまでの道のりが最高でした。空気がきれいで川のせせらぎにも癒される、まるでトトロでも出てきそうな世界でもっと歩きたいと思ってしまうステキな場所でした。その中に自然に溶け込んだ湯小屋がすごく絵になりました。
浴場に岩が刺さっているというユニークなお風呂はとっても珍しく、シンプルだけどパワーと存在力を感じる風情ある石と湯船は強く印象に残る空間でした。川の流れを聞きながら入浴できる素敵なロケーションですが、せっかくすぐ目の前にはきれいな水の流れる川があるのにそれを見ながら入浴できないのは少し残念に感じました。
石湯のお湯は無色透明で硫黄のにおいもなく、少し塩分があるかなり熱めの温度でした。ホースからの水で湯加減を調節できますが、それでもなかなか適温にはならず、本当にバツゲーム状態。1分入っているのが限界だったので何度も短時間での入浴を繰り返したため、お湯自体は気持ちよかったのですが疲れてしまいました。でもがんばって何度も入ったおかげで湯上りのお肌はつるっつるになりました!
「石湯」の混浴難易度
完全な混浴風呂がひとつだけ、脱衣場も男女共同で湯船からも見えてしまうので、先客がいたら女性の方は入浴にかなりの勇気が必要です。
ただ、脱衣所と浴槽の間には低くて大きくはありませんがちょっとした仕切りがあるので、仕切りもない同じ湯ノ花温泉の共同浴場、「天神湯」よりは少しは安心です。
【石湯の満足度】 ★★★★☆
【混浴恥ずかしさ度】★★★★★
- 石湯の温泉詳細情報(身体への効能など)
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泉質:単純温泉ph:8.0 (弱アルカリ性)バスタオル巻き:NG効能:神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・慢性消化器病・痔病…etc.
混浴ジャーナリスト ミナの恋愛経験を元に開設した新サイト
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