
住所 | 〒379-1721 群馬県利根郡みなかみ町藤原1899 |
TEL | 0278-75-2121 |
入浴料 | 1,500円(16時以降は1,000円) |
時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 無休 |
駐車場 | あり(無料) |
構成 | 露天風呂(混浴3、女1) 内湯 (女2、男2) |
宝川温泉と汪泉閣について(地図)
宝川温泉(たからがわおんせん)は群馬県の水上温泉からさらに山沿いにあり、宝川沿いに温泉旅館が並ぶ自然溢れる温泉地です。宝川温泉へのアクセスは車だと東京から約2時間30分、電車だとJR上越線「水上駅」から宝川温泉行きの路線パスで約35分かかります。
汪泉閣(おうせんかく)は近くで川下りなどの多くのアクティビティもできたり、冬はたくさんの雪が降ってスキー場などもあり、外国からの観光客にも人気の温泉旅館です。
宝川温泉 汪泉閣の体験記
外観の画像
【汪泉閣の大手門】
とても立派な門です。
宿泊のお客さんは門をくぐった先の駐車場に停められますが、日帰り入浴のお客さんは門の外に駐車するように言われました。

【日帰り入浴受付】
巨大な露天風呂が4つもあり日帰り入浴のお客さんも多いので、日帰り入浴客は日帰り入浴専用の「宝川山荘」で入浴料を支払います。

入浴料を支払ったら右手後ろにある「庭園 露天風呂入口」を入っていきます。味のある木造りの通路を通りつきあたりまで進み、左の階段を下ります。
お風呂の種類と露天風呂までの道のり
石と木でできた壁と屋根の長~い通路が続きます。
こちらから露天風呂までは150mの道のりです。
汪泉閣には
・ 3つの混浴露天風呂
・ 女性専用露天風呂
・ 2つの女性専用内湯
・ 2つの男性専用内湯
と全部で8つのお風呂があります。4本の井戸からは毎分1,800リットル (ドラム缶10本分)もの源泉が湧出している100%天然温泉です。
**日帰り入浴のお客さんは内湯は1つしか利用できません
歩いて行くと左側に男女別の内湯への階段があります。
男女別内湯の情報はのちほど!


通路の両脇には昔の農機具や骨董品、のれんや置物など独特な雰囲気になっています。

外に出ると「熊園」があり、本物のクマさんがオリの中で飼われています。パンフレットに宝川温泉の名物は「熊汁」と書いてありましたが、まさかこの熊さん…

熊園を過ぎると緑溢れる川沿いを歩きます。

池のような露天風呂の上を通り過ぎます。源泉が樋を通って下の湯船に落ちています。
混浴露天風呂「摩訶の湯」&「般若の湯」の情報
歩いて行くと最初にある湯船が混浴露天風呂の「摩訶の湯 (まかのゆ) 」。

上の通路から丸見えです。
下に降りるともうひとつの混浴露天風呂「般若の湯」との間に男女別脱衣所があります。
脱衣所は「子宝の湯」と同じような感じですので参考にしてみてください。

【混浴露天風呂】『摩訶の湯 (まかのゆ) 』
約100畳もの広さがあり「東日本の横綱」の称号を持っています(屋根の先にある小屋が脱衣所)。
両側に緑の木々が広がり、こちらの湯船がいちばん自然を感じられました。
無色透明のお湯は湯船がとっても広いので場所によって温度に差がありますが、少し熱め~少しぬるめまで自分の好みの温度を探せます。

脱衣所側から一番遠いところに一段高い湯船があります。
こちらのお湯はぬるめで長湯にちょうど良かったです。ただ、こちらの真上が通路になっているので通ってる人に結構見られました。

対岸のお休み処から見た「摩訶の湯」。

「摩訶の湯」の対岸先にはこんな素敵な景色が見えます。
建物は汪泉閣の宿泊棟です。

【混浴露天風呂】『般若の湯 (はんにゃのゆ)』
摩訶の湯から脱衣場を挟んで川下にある約50畳の広さの湯船で、湯船の半分は浅いので子連れのご家族にもいいですね。大人のかたは寝湯として利用していました。
般若の湯は3つある混浴のなかで一番すいていました。
混浴露天風呂「子宝の湯」の画像付き情報
3つ目の混浴露天風呂「子宝の湯」へは「摩訶の湯」「般若の湯」から橋を渡って行きます。
【混浴露天風呂】『子宝の湯』
橋の上から見る子宝の湯です。広さは約200畳という日本一広い混浴露天風呂だそう。上の階には休憩処があります。

【休憩処】
武尊 (ほたか) 神社が祀られています。こちらからも対岸の「摩訶の湯」「般若の湯」が丸見えです。
裸でくつろいでいる方もいらっしゃいました。

休憩処横にある階段を下って子宝の湯へ向かいます。

【男女別脱衣所】
6人くらいは余裕で入れるしっかりとした小屋です。
洗面台が1台完備されていました。

脱衣所から出ると目の前に細長い湯船が広がっています。広いので場所にもよりますが、全体的に熱めのお湯でした。子宝の湯に女性がいちばん多く入浴していました。
【ミナの感想】
尻焼温泉「長笹沢川の露天風呂」で出会った温泉大好きなカナダ人のお兄さんが絶賛していた汪泉閣。行ってみたら納得です!
外人さんが好きそうな日本らしい建物や骨董品、神社、そして大きすぎるほど風情のある露天風呂が3つもあって開放感バツグンでした。川を挟んで両側に大きなお風呂があり、木々に囲まれていて季節ごとに自然を楽しめます。特に紅葉の時期は素敵でしょうね。また、夜にはライトアップされてとても幻想的だそうです。
ただ、常に人がたくさんいるので静かにのんびりという雰囲気ではなく、広いお風呂をバスタオル1枚で闊歩して豪快に楽しむといった感じです。ちなみに女性専用露天風呂も約100畳の広さがあり、雰囲気は「摩訶の湯」と同じようでした。
汪泉閣の混浴難易度
汪泉閣の混浴露天風呂はバスタオル巻きを推奨しているので女性の方もたくさん入浴されていてとっても安心感がありました。特にカップル率が高かったです。
「子宝の湯」と「般若の湯」「摩訶の湯」の間には橋がかかっていてどちら側にも男女別の所脱衣所があるのですが、男性はもちろん女性もバスタオルを巻いて平気で橋を渡っていました。
プール感覚で楽しめちゃう気軽に行ける混浴なので、混浴初心者の女性にもぜひおススメです。
【汪泉閣の満足度】 ★★★★☆
【混浴恥ずかしさ度】★☆☆☆☆
汪泉閣の温泉詳細情報(身体への効能など) | ||
---|---|---|
泉質 | 単純泉 | |
ph | 7.6 (弱アルカリ性) | |
タオル巻き | OK | |
効能 | 慢性疲労・神経痛・冷え症・関節炎・うちみ・慢性消化器病…etc. |