濁川温泉「新栄館」




住所 〒049-2462
北海道茅部郡森町濁川49
TEL 01374-7-3007
入浴料 400円
時間 8:00~21:00(要確認)
定休日 無休
駐車場 あり(無料)
構成 内湯(混浴1、女1)

歴史ある濁川温泉の宿を予約する
カルデラ濁川温泉を体験しに行く




濁川温泉と新栄館について(地図)

濁川温泉(にごりかわおんせん)函館から北に約60Kmの山に囲まれた濁川沿いに開けたカルデラ盆地に広がる江戸時代に開湯した穏やかで歴史のある温泉地です。

新栄館は創業が明治時代で、歴史を感じる素晴らしい内風呂が楽しめる昔ながらの温泉旅館です。

濁川温泉 新栄館の体験記

外観と館内・お風呂の種類

濁川温泉 新栄館 北海道 日帰り入浴 混浴 画像

【新栄館の外観】
田園風景が続く道の先にある民家のような建物です。

濁川温泉 新栄館 北海道 日帰り入浴 混浴 画像

建物右側の新館から入ります。

濁川温泉 新栄館 北海道 日帰り入浴 混浴 画像

玄関を入ると右正面にロビーと自販機があります。

濁川温泉 新栄館 北海道 日帰り入浴 混浴 画像

玄関入って左側がフロントになっていてこちらで入浴料を支払いましたが、本当は新館ではなく真ん中にある旧館から入るのが正解だそうです。

新栄館には
・ 男性用内湯
・ 女性専用内湯

と全部で2つのお風呂があり、全て源泉かけ流しの100%天然温泉です。

混浴内湯(男性湯)の画像付き口コミ

新栄館の男湯は女性も入ることが可能な混浴内湯になっています。

濁川温泉 新栄館 北海道 日帰り入浴 混浴 画像

混浴内湯 (男性湯) は新館玄関から受付を通り過ぎて直進します。

濁川温泉 新栄館 北海道 日帰り入浴 混浴 画像

手すりも付いた廊下を道なりに進むと…

濁川温泉 新栄館 北海道 日帰り入浴 混浴 画像

旧館につながっていて、いきなり世界が変わります!

こちらの旧館は創業の明治時代から残っている部分もあるそうです。

濁川温泉 新栄館 北海道 日帰り入浴 混浴 画像

こちらが旧館の受付で、本来日帰り入浴客はこちらで入浴料を支払います(この日はカーテンが閉まってましたが…)。

濁川温泉 新栄館 北海道 日帰り入浴 混浴 画像

旧館の廊下突き当りに浴室へ続く下り階段があります。

濁川温泉 新栄館 北海道 日帰り入浴 混浴 画像

歴史ある渋い階段です。

濁川温泉 新栄館 北海道 日帰り入浴 混浴 画像

【脱衣所】
棚とカゴがあるシンプルな脱衣スペースです。
ありがたいことに仕切り板があるので女性も比較的安心して着替えられます。

濁川温泉 新栄館 北海道 日帰り入浴 混浴 画像

【男性用内湯 (混浴)】
浴室に入ると素晴らしい湯船が3つあります。

濁川温泉 新栄館 北海道 日帰り入浴 混浴 画像

浴室の壁側に湯貯曹があって、こちらから床の溝を通ってそれぞれの湯船にお湯が流れています。その距離によって湯温に差がつくように造られているのがすごい!

濁川温泉 新栄館 北海道 日帰り入浴 混浴 画像

浴室に入って一番奥の湯船が入浴できるくらいの湯温だったので、まずはこちらに浸かってみました。

濁川温泉 新栄館 北海道 日帰り入浴 混浴 画像

こちらの湯船だけは加水せずにそのまま入浴できました。
1900年の開業当時から変わらないという岩をくりぬいた湯船は温泉成分で土のようになっていました。

濁川温泉 新栄館 北海道 日帰り入浴 混浴 画像

次に正方形の湯船に入ってみますが、湯温がかなり熱ので黒いホースから出ているお水を入れたら3分ほどで適温になりました。

濁川温泉 新栄館 北海道 日帰り入浴 混浴 画像

こちらの湯船が源泉からいちばん近く、いちばん熱いかと思ったら2番目に熱い湯船でした。

濁川温泉 新栄館 北海道 日帰り入浴 混浴 画像

お湯は湯底などの色で緑っぽく見えましたが、実際は無色透明で少し油臭のする個性的なお湯でした。そして小さな湯の花が少し舞っていました。

濁川温泉 新栄館 北海道 日帰り入浴 混浴 画像

いちばん熱い湯船がこちらでした。
黒ホースのお水だけでは足りず、壁側の水道からお水を出して湯温を調整しました。

濁川温泉 新栄館 北海道 日帰り入浴 混浴 画像

源泉かけ流しの柔らかくやさしいお湯はお肌にす~っと浸透していく感じでした。

濁川温泉 新栄館 北海道 日帰り入浴 混浴 画像

湯船から溢れたお湯は床の溝を流れていくので温泉成分で床も独特な色になっています。
浴室は時が止まったようで本当に素晴らしい雰囲気でした。

濁川温泉 新栄館 北海道 日帰り入浴 混浴 画像

湯貯曹の脇が洗い場スペースになっていて、桶や石鹸が置いてありました。

女性用内湯の画像付き口コミ

濁川温泉 新栄館 北海道 日帰り入浴 混浴 画像

女性用内湯へはフロントを背にして直進します。

濁川温泉 新栄館 北海道 日帰り入浴 混浴 画像

廊下を道なりに進みます。

濁川温泉 新栄館 北海道 日帰り入浴 混浴 画像

女性用内湯は新館2階にあります。

濁川温泉 新栄館 北海道 日帰り入浴 混浴 画像

【女性湯の脱衣所】
男湯とは全く別の新しいつくりです。

濁川温泉 新栄館 北海道 日帰り入浴 混浴 画像

【女性用内湯】
シンプルな湯船です。

濁川温泉 新栄館 北海道 日帰り入浴 混浴 画像

女性用内湯にはシャワー&カランに石鹸、ボディソープが完備されていました

【ミナの感想】

昔ながらの鄙びた湯治場の雰囲気が完全に私のハートに突き刺さりました!そしてガツンと熱いお湯と素朴だけどどこか風格のある湯船にとても強烈な印象を受けました。

やはり歴史のある浴室はどうしてこんなに妙に落ち着くのかな~。なかなか口では表現しずらいですが、本当に素敵な浴室とお湯でした。老朽化が進んでいて新しくするというお話もあるようですが、この素敵な浴室はぜひ残してほしいです。

新栄館の混浴難易度

男湯が混浴になっているお風呂の多くは女性はなかなか男湯に行かないのですが、こちらの新栄館は女性もほとんどが男湯を利用するそうです。というのも、男湯と女湯ではお湯の泉質が違うからだそうです。

脱衣所には一応仕切り板があるので着替えは比較的しやすいですが、浴室は湯船があるだけでそこまで広くもないので他に入浴されている人がいたら女性の混浴はかなり勇気がいります。

でも他ではなかなか見られない歴史と風情を感じられるので、新栄館に来たら女性の皆さんにもぜひ男湯に入っていただきたいです。

歴史ある濁川温泉の宿を予約する
カルデラ濁川温泉を体験しに行く

【新栄館の満足度】 ★★★★★
【混浴恥ずかしさ度】★★★★★

新栄館の温泉詳細情報(身体への効能など)
泉質 含硝酸含土類食塩泉
ph 8.2 (弱アルカリ性)
タオル巻き NG
効能 神経痛・リウマチ・尿素素質・関節痛・慢性皮膚病…etc.
スポンサーリンク