
然別峡温泉とチニカ (ペニチカ) の湯について(地図)
然別峡(しかりべつきょう)は大雪山国立公園内にある唯一の自然湖、然別湖と背中合わせにある山峡で、数多くの野天湯群が点在していて秘湯ファンの間で有名です。
チニカの湯はペニチカの湯とも呼ばれています。どちらもアイヌ語だそうで、「チニカ」は「夢」と言う意味で温泉教授が付けた名前、「ペニチカ」は「川鳥」という意味でチニカの前からあった名前だそうです。
どちらの呼び方でもいいそうですが、ここからは「チニカの湯」と呼ばせて頂きます。
然別峡温泉 チニカの湯の体験記
チニカの湯へのアクセス
チニカの湯へはメノコの湯と同じで、テムジンの湯がある場所を過ぎてさらに先に進むと道の右下にダムが見えます。
こちらの手前にある駐車スペースに車を停めます。

途中まではダム下の湯と同じルートですが、途中このように左右に分かれる道が出てきます。
ダム下の湯はこちらを左ですが、チニカの湯へは右方向に進みます。

5分弱で川沿いに到着するのでこちらを右方向に進むとメノコの湯があり、メノコの湯を右手にして左方向の川に向かって降りて行くとチニカの湯に出会えます。

メノコの湯を右手に見てそのまま左下に降りていくとチニカの湯に出会えます。
チニカ (ペニチカ) の湯の口コミ情報
【チニカの湯】(ペニチカの湯)
崖下の湯の上流にあり、湯船の形が毎年変わるといわれています。
ものすごい湯気で硫黄の匂いもしました。

湯船の片側は大きな石が立てかけてあり深さはかなりありますが、実際にはお湯は半分も入っていませんでした。

70℃はありそうな激熱で無色透明のお湯が湯底からプクプク湧いていて、高温な然別峡の野湯の中でも熱さはNo.1で、すぐに温泉卵が作れそうです。
足を浸けてみましたが1秒が限界で入浴なんて全然無理でした。でも川はすぐ横なので川の水を多めに入れれば入浴可能です。

湯船の横上流側にはタオルが掛けられる手作りの物掛けがありますが、脱衣所はありません。
【ミナの感想】
無色透明のきれいなお湯が湯底から湧いていて、火傷しそうな熱さを除けば新鮮で入浴しやすい野天風呂です。川のすぐ横にありますが、深めの湯船なのでお湯に浸かってしまうと川は見えずらいです。
チニカの湯はメノコの湯、崖下の湯と並んでありますが、ちょっとだけ離れていて落ち着いた感じの風貌なので、他の然別峡野天湯群と比べてもよりのんびりと入浴できそうです。
チニカ (ペニチカ) の湯の混浴難易度
他の然別峡の野天湯と同じく脱衣所も隠れるスペースもないので、着替えがいちばんの問題です。ただ、手作りの物掛けの奥がちょっと隠れられるので、その辺で着替えるといいと思います。
人気のお湯のひとつだそうなので、夏など人が多そうな時期は女性はちょっと勇気が必要かもしれません。
【チニカの湯の満足度】★★★☆☆
【混浴恥ずかしさ度】 ★★☆☆☆
チニカ (ペニチカ) の湯の温泉詳細情報(身体への効能など) | ||
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泉質 | 含重曹硼酸食塩泉? | |
ph | 6.6 (中性) | |
タオル巻き | OK(水着も可) | |
効能 | 不明 |