
住所 | 〒049-1221 北海道上磯郡知内町湯ノ里284 |
TEL | 01392-6-2341 |
入浴料 | 430円 |
時間 | 7:00~21:00 |
定休日 | 無休 |
駐車場 | あり(無料) |
構成 | 露天風呂(混浴1) 内湯 (女2、男2) |
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知内温泉とユートピア和楽園について(地図)
函館より南に位置する知内 (しりうち) は北島三郎さんの故郷としても知られています。知内温泉 (しりうちおんせん) は山の中の森林に囲まれた温泉地で、1247年に発見されたと伝えられている北海道で最も古い温泉です。
ユートピア和楽園はちょっと変わった名前ですが、「温泉はユートピアだ」という思いから『ユートピア』、それだけだと分かりづらいので日本語訳の「和楽園」を加えたそうです。
知内温泉 ユートピア和楽園の体験記
外観と館内画像・お風呂の種類
【ユートピア和楽園の外観】
受付はこちらの新館で行います。

知内温泉は800年以上の歴史がある北海道最古の温泉です。

ユートピア和楽園は「日本秘湯を守る会」会員です。
歴史ある温泉宿ですが、新館は建て替えられているので館内は新しくてきれいです。

玄関を入ると両側に通路がありますが、受付はすぐ左にあります。
ユートピア和楽園には
・ 混浴露天風呂
・ 2つの女性専用内湯
・ 2つの男性専用内湯
と敷地内3か所に合計5つのお風呂があり、なんと5本もの源泉を持つ源泉かけ流しの100%天然温泉です。
男女別内湯「下の湯」の画像付き口コミ
男女別内湯は玄関から見て左右に1か所づつあります。
まずは「下の湯」と呼ばれる建物右にある内湯へ行ってみます。

廊下を道なりに進むとつきあたり左側に男女別内湯の入口があります。
マッサージチェアを挟んで画像左が男湯、右が女湯です。

内湯「下の湯」の女性用入口。

【下の湯 脱衣所】
シンプルな棚にコインロッカーが完備されていました。

脱衣所には洗面台に鏡、イスもありました。
【女性用内湯】『下の湯』
2面に窓がある明るい浴室ですが、湯気がもくもくでした。

下の湯には2つの湯船があって、こちらは深めの湯船です。
かなり熱いお湯が豊富に注がれ、湯船の外に溢れだすほどでとても新鮮でした。白緑っぽい色のお湯には小さな茶色の湯の花が舞っていました。

こちらは寝湯用の浅い湯船です。
隣の深い湯船からお湯が流れてきているので深い湯船のお湯より湯温は低いですが、それでもかなり熱めでした。
こちらの温泉には鉄分が含まれているので、タオルを浸けると赤くなります。

天井部分は男湯とつながっているので彼やご主人と会話することもできますよ。

下の湯にはシャワー&カランに石鹸のみが完備されていました。
混浴露天風呂の画像付き口コミ
混浴露天風呂へは男女別内湯「下の湯」を出て直進します。
大きな張り紙があるのですぐにわかりますよ。

こちらの扉を出ます。

客室の前にある廊下を進みます。

すると屋外に出るドアがあるのでこちらで下駄を履いて手造り風の通路を進みます。

屋外に出て30mほどで混浴露天風呂に到着します。

入口のところに簡易的な脱衣スペースがありますが、こんな開放的な造りなので特に女性は着替えずらいです。

【混浴露天風呂】
庭にある8人以上がゆったり入れそうな屋根付き露天風呂で、周りには青い網が張られています。

湯船の端から豊富な量のとても熱い源泉が注がれていました。
お湯は薄茶色で茶色の湯の花が舞っていました。

温泉成分が濃すぎるため上澄みだけを湯船に注いでいるそうですが、それでも温泉成分の濃さで湯底は少し滑りやすく少し浸かっただけでお肌はつるすべになりました。
こちらの温泉は飲泉も可能で、炭酸の効いたしょっぱいお湯でした。

全面的に青い網が掛かっていて景観はいまいちですが、網の向こう側に木々や山の景色や見え、とっても静かな雰囲気でした。
男女別内湯「上の湯」の画像付き口コミ
もうひとつの男女別内湯「上の湯」は新館受付から左奥に進むと行けますが、この時は館内改装中で外から向かいました。
敷地のいちばん奥にある赤い屋根の建物内に「上の湯」があります。

【上の湯入口】

レトロな館内を入るとすぐ右に内湯入口のドアがあります。

まず応接室のような休憩所があり、こちらのお部屋の奥を左に曲がると…

ソファの奥に男女別の入口があります。

【上の湯 脱衣所】
歴史を感じる脱衣所は広めのスペースです。

脱衣所にはコインロッカーや洗面台もありました。

【男女別内湯】『上の湯』
下の湯よりもさらにすごいモクモクで前もよく見えないほど薄暗い浴室でした。

大きめの湯船がひとつあり、打たせ湯のように高い位置から64℃という高温の源泉が湯船に注がれているそうで、熱くて入れないくらいでした。
お湯は湯船から溢れ出していて、その温泉成分が沈殿して浴室の床は波模様の棚田みたいになっていました。

こちらの浴室も天井部分が男女でつながっています。また、男湯と女湯を仕切る壁にドアがあったので昔は男女間で行き来ができたようです。

上の湯にもシャワー&カランに石鹸が完備されていました。
【ミナの感想】
開湯800年、北海道最古という歴史ある温泉なだけあって成分濃厚で強烈なインパクトのあるお湯でした。どの湯船も熱い源泉がじゃばじゃば注がれていて、源泉注ぎ口から一番遠いところにどうにか入れるくらいの温度でした。特に上の湯のお湯は熱すぎて1分入っているのがやっとなほどでした。
でもさらっとした新鮮で熱いお湯を楽しめ、少しの時間お湯に浸かっただけでもスキッとする気持ちのよさでした。湯あがりに身体を拭いたらタオルが茶色くなるくらい鉄分も豊富に含まれていました。短時間の入浴でもお風呂上がりはすべすべお肌になれましたよ。
ただ1つだけ難点を挙げるとしたら、お風呂場が3か所に分かれているので各お風呂間の移動は毎回服を着直さなければならないのがちょっと面倒でした。
ユートピア和楽園の混浴難易度
脱衣スペースはありますが通路側から丸見えですし湯船側からも全部は隠れませんので、他にお客さんがいたら着替えるのもひと苦労だと思います。また露天風呂には湯船がひとつあるだけなので誰か来ても隠れることができません。
お湯も茶褐色ですが濁ってはいないのでお湯に浸かっても見えちゃいますし、タオル巻きでの入浴もNGですから女性の混浴は難易度高めです。
でも私が行った時にはどなたもいらっしゃらなかったので、のんびり入浴することができました。
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【ユートピア和楽園の満足度】★★★★★
【混浴恥ずかしさ度】 ★★★★★
ユートピア和楽園の温泉詳細情報(身体への効能など) | ||
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泉質 | ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(鉄鉱泉・炭酸鉛類泉・明ばん泉) | |
ph | 6.6 (中性) | |
タオル巻き | NG | |
効能 | 神経痛・胃腸病・やけど・打ち身・切り傷・皮膚病・湿疹・アトピー・慢性婦人病…etc. |