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見立温泉について(地図)
見立温泉(みたておんせん)は岩手県湯田町の山の中にある温泉で、昔はあちこちに鉱山があったそうです。「見立温泉」という名前はあっても今では温泉街や温泉旅館などはありません。「見立ての湯」は旧鉱山職員宿舎のお風呂だけが残っていて、そこに温泉が掛け流されているという野天湯です。
見立温泉 見立の湯の体験記
見立の湯へのアクセス
「見立温泉」は山奥にあります。カーナビを頼りに行ったのですが全くわからず、結局4人の地元のかたに聞いてようやくたどり着けました。地元のおじいちゃんおばあちゃんでも知らないかたがいらっしゃるほど知る人ぞ知る穴場の野天湯のようです。
**山には熊が頻繁に出没するそうなので対策を十分にしてお出かけください
アクセス方法は国道107号を秋田方面に進みます。錦秋湖に架かる橋を左に曲がって湯田錦秋湖駅を過ぎて道なりに進むと南本内岳と鷲合森方面に分かれるY字路が出てきます。こちらを「鷲合森」方面へ進むと途中から舗装されていないダート道になります。車1台がやっと通れるくらいの両脇には草木が生い茂る凸凹道です。深いわだちもあるので私は何度も車のお腹を摺りそうになりました。

林道から4キロほど走ると「見立の湯」の看板が出てくるのでこちらの周辺に駐車します。温泉マークと矢印があるので、そちらの方向に向かって歩いてきます。

背の高い緑が生い茂る山中を歩いていきます。
本当にクマが出そうな道ですね。

「歩いて5分」と聞いていたのでそろそろかなと思っていたら、左前方にコンクリートの壁が登場。

浴槽らしきコンクリートの穴が1つ。少しだけお湯が溜まっていて、触るとめちゃくちゃぬるかったです。

実はこちら、見立の湯ではありません。この時は何も知らずに見立ての湯だと思い込んで「やっと見つけた!!」「でもお湯が入ってなくて残念~」とのんき顔の私…

本当の見立の湯は画像右後ろにある細い道をさらに下って行くと、2槽ある浴槽の片方にお湯が掛け流されているコンクリートの浴槽があるそうです。
あとちょっとだったのに…ばか…。
そして再度見立ての湯にチャレンジ!
というわけで再度やってきました!
前回来たニセ見立ての湯には見向きもせずに、今回はさらに細道を進みます。

「ニセ見立ての湯」から数分すると右下前方にコンクリートの物体が見えてきます。こちらが見立ての湯です。

今度こそ本物の見立ての湯に到着です!!
見立ての湯はいい湯だな~
【見立ての湯】

湯船は2つに仕切られていて、どちらの湯船にもお湯がちょろちょろと注がれていました。

こちら側の湯船はぬるめのお湯で長湯向きでした。

無色透明でお肌に優しいお湯は本当にきれいでした。湯底もヌルヌルしていなく、ケロリン桶まで用意されていて野天湯とは思えません。
湯船は結構深くて本当に気持ちよかったです。

こちら側の湯船は入った瞬間はちょっと熱いかなと思いましたが、入っているとまさに適温に感じられました。

もし他に入浴しているかたがいても2つの湯船の間にはちょっとした壁があるので適度なプライベート間が保てます。

湯船の目の前は川が流れていて、その先には緑が生い茂る山が見えて川の流れのBGMと森林浴が楽しめました。
【ミナの感想】
2回目の訪問で無事に本物の見立ての湯を見つけられることができてよかったです!たぶん私のようにおっちょこちょいではなく、きちんと下調べしているかたなら迷わずにたどり着ける野天湯です。
お風呂は本当にきれいで、きっとどなたかがお掃除して下さっているに違いありません。川の音を聞きながら緑に囲まれてはいるお風呂は最高に気持ちよかったです。ただ、夏場はものすごく蚊がいて10か所くらい刺されてしまったので皆さんは注意して下さいね。
それから地元の奥様いわく、「秋はクマがよく目撃されていて特に夕方は危ないから気をつけて」とのことですので、秋の夕方は行かないほうがよさそうです。
見立の湯の混浴難易度
山奥にある野天湯なので入浴者がたくさんいるという確率はかなり低いと思います。入浴していて人が来れば静かな環境なのですぐにわかります。
こちら側の湯船にいれば人がやって来ても見られる心配はとりあえずありません。
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【見立の湯の満足度】★★★★★
【混浴恥ずかしさ度】★☆☆☆☆
見立の湯の温泉詳細情報(身体への効能など) | ||
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泉質 | 不明 | |
ph | 不明 | |
タオル巻き | OK(水着も可) | |
効能 | 不明 |