鉛温泉「藤三旅館」




住所 〒025-0252
岩手県花巻市鉛中平75-1
TEL 0198-25-2901
入浴料 700円
時間 7:00~21:00(最終受付は20:00)
定休日 無休
駐車場 あり(120台)
構成 露天風呂(女1、男1)
内湯  (混1、女2、男2、交代制2)

日本一深い自噴する湯船を体験しに行く
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鉛温泉と藤三旅館について(地図)

鉛温泉(なまりおんせん)は出羽山脈の中腹にあり、全国的にも有名な花巻温泉峡にある温泉地です。藤三旅館(ふじさんりょかん)は鉛温泉にある唯一の一軒宿で、『日本一深い自噴する湯船』がある旅館として有名です。

鉛温泉 藤三旅館の体験記

外観&館内の画像とお風呂の種類

鉛温泉 藤三旅館

こちらの看板が目印です。
藤三旅館の日帰り入浴は21:00と遅くまでやっていますが最終受付は20:00です。

鉛温泉 藤三旅館 温泉 岩手 混浴 日帰り入浴 画像

藤三旅館には「旅館部」と「湯治部」があり、日帰り入浴受付は湯冶部のほうを降りて行きます。

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【藤三旅館 湯冶部の外観】

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【藤三旅館 湯冶部の玄関】
入って右側に帳場があります。
係のかたが丁寧にお風呂の説明をしてくださいました。

鉛温泉 藤三旅館には
・ 混浴内湯
・ 女性専用露天風呂
・ 男性専用露天風呂
・ 2つの女性専用内湯
・ 2つの男性専用内湯
・ 2つの男女交代制内湯

と全部で9つの湯船があり、5本もの源泉を持つ100%天然温泉です。

混浴内湯「白猿の湯」の口コミ情報

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混浴内湯は玄関から左に行き廊下をまっすぐ進んだ右手、湯治部内にあります。

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【混浴内湯の入口】
入口はこちらと対角線上の向こう側にも1か所、合計2か所あってどちらからでも入れます。

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館内入口に掛っていた混浴内湯の写真。
入口の戸を開けると20段ほどの階段があって湯船のあるレベルまで降ります。入る前から難易度の高さがわかり、ドキドキ…

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階段を降りてみたものの、人の多さに躊躇してしまいました。お湯が熱いそうで皆さん湯船の周りに座っていらっしゃいました。
奥に見えるほぼ丸見えの男女共用脱衣場でとりあえず着替えてみます。

…と、その時旅館のスタッフさんが「間もなく女性の時間になりま~す」と入口から声をかけてきたので男性陣が退散しはじめ、なんとか混浴時間でも入浴することができました。

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【混浴内湯】『白猿の湯』
階段の上からの画ですが湯船も脱衣所も丸見えです。
天然岩をくりぬいた湯船の深さは1.25mという日本一深い自噴天然岩風呂で立って入る珍しいお風呂です。天井は3階の高さまで吹き抜けという開放感。

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湯底から湧き出している無色透明のお湯は44℃はある熱さ。疲れも一瞬で飛んでスキッとするお湯でした。「立位浴」と呼ばれる立って入るお風呂はより血行促進につながり、循環器系も整えてくれるそうです。

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左奥に見えるのがもう1か所の出入り口です。


   混浴内湯は8:00-9:00 / 14:00-15:00 / 19:00-20:30は女性専用タイムになります。なお金曜日の10:00~15:30はお掃除のため利用できません。

男女別露天風呂&内湯「桂の湯」の情報

男女別露天風呂と男女別内湯のひとつ「桂の湯」は混浴内湯「白猿の湯」の裏手にあります。

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【桂の湯の入口】
入るとL字型の脱衣所があります。洗面台にはドライヤーはもちろん、お化粧品などのアメニティも完備されていました。

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【女性専用内湯】『桂の湯』
こちらのお湯は適温でした。
内湯にはシャワー&カランにシャンプー・リンス・ボディソープ・石鹸が完備されていました。

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桂の湯の【露天風呂】
内湯のすぐ外にあり、屋根付きなので雨でも安心です。
こちらのお湯はぬるめで景色を眺めながら長湯にぴったり。今回いちばん気に入ったお風呂です。

鉛温泉 藤三旅館 温泉 岩手 男女別内湯 日帰り入浴 画像

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渓流を目の前に足をのばして気持ちよく入れました。

男女別内湯「河鹿の湯」の口コミ情報(画像付き)

もうひとつの男女別内湯「河鹿の湯」は湯冶部の帳場から右側に進み、炊事室を通ったつきあたりにあります。

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桂の湯からまっすぐ左に進んでも河鹿の湯に辿り着くことができます。

鉛温泉 藤三旅館 温泉 岩手 男女別内湯 日帰り入浴 画像

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【男女別内湯「河鹿の湯」の脱衣所】
「桂の湯」の脱衣所と違い歴史を感じるつくりで洗面台にはドライヤーが置いてありました。

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【女性専用内湯】『河鹿の湯』
シンプルなタイル貼りの浴室です。

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内湯にはシャワー&カランにシャンプー・リンス・ボディソープ・石鹸が完備されていました。

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窓を開けると豊沢川がよく見えました。

男女交代制内湯の口コミ情報

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男女交代制内湯へは長い廊下を通って湯冶部から旅館部へと移動します。

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湯冶部から行くと旅館部のいちばん奥に男女交代制内湯の「白糸の湯」「銀の湯」があります。
この時は「白糸の湯」が女性用、「銀の湯」は男性用タイムでした。

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【白糸の湯の脱衣所】
広い脱衣所には鍵付きロッカーもあって洗面台にはドライヤーはもちろん、お化粧水などのアメニティも完備されていました。

浴室は入浴されている人が多くて写真は撮れませんでした。30人は入れそうな広い湯船と大きな窓からは川の流れと白糸の滝が見えました。白糸の湯は新しいお風呂のようで『秘湯』とは真逆のきれいさでした。
また、内湯にはシャワー&カランにシャンプー類が完備されていました。


   **白糸の湯は6時~15時が女性タイム、15時~翌朝6時までが男性タイムです
   **11:00~12:00 (火曜は10:00~12:00) は清掃時間のため利用できません

もうひとつの男女交代制内湯「銀 (しろがね) の湯」は白糸の湯の半分ほどの広さだそうですが、おそらく白糸の湯と同じくらいきれいだと思います。


   **銀の湯は6時~15時が男性タイム、15時~21時は貸切タイム、21時~翌朝6時は女性タイムです
   **10:00~11:00 (月曜は~13:45) は清掃時間のため利用できません

【ミナの感想】

前回来た時は日帰り入浴時間終了後だったので、今回念願かなって入浴できました!名物の立って入るお風呂「白猿の湯」は他では体験できない深いお風呂で独特な雰囲気が面白かったです。

混浴内湯と「河鹿の湯」はレトロ感満載で湯治の雰囲気がありましたがその他のお風呂は新しくてきれいなので全く違う温泉旅館に来ているような気分が味わえました。ムードの違うお風呂が楽しめて1日いても飽きないお宿です。

お湯は柔らかくてお肌もさらさらになり、入浴後はしばらくぽっかぽかで保温力バツグンでした。そしてお化粧水などのアメニティも充実していて女性にはうれしいですよ。

藤三旅館の混浴難易度

混浴の白猿の湯は入口から階段を降りてほとんど丸見えの脱衣所で着替え、無色透明のお湯が入った楕円形のお風呂にタオルで隠さずに立って入る――-正直女性の混浴は全国の混浴温泉の中でも最高難易度、かなり厳しいです。

私は男女入替え時間の直前に入りましたが、まだかなり男性のお客さんがいらっしゃってものすごく恥ずかしかったです。女性専用タイムも1日に3回あるので女性はその時間を狙って入るほうがよさそうです。

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【藤三旅館の満足度】★★★★☆
【混浴恥ずかしさ度】★★★★★

藤三旅館の温泉詳細情報(身体への効能など)
泉質 単純泉
ph 7.8 (弱アルカリ性)
タオル巻き OK
効能 リウマチ・神経性疾患・胃腸病・慢性皮膚病・慢性婦人病・糖尿病・高血圧・循環器疾患・呼吸器疾患…etc.
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