
住所 | 〒899-6603 鹿児島県霧島市牧園町高千穂3958 |
TEL | 0995-78-4888 |
入浴料 | 1,500円 |
時間 | 土日祝11:00~16:00 (受付は15:30迄) |
定休日 | 天候により |
駐車場 | あり(無料) |
構成 | 露天風呂(混浴8、女7、男5) 内湯 (女2、男2) |
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霧島温泉と霧島いわさきホテルについて(地図)
霧島温泉郷(きりしまおんせんきょう)は霧島山の南麓に位置し新湯、林田、硫黄谷、丸尾、栗川、湯之谷、殿湯、関平、野々湯の9つの温泉を総称した温泉郷です。
林田温泉は標高約800mにあるので眺望は素晴らしくて錦江湾や桜島の眺望もすばらしく、霧島温泉郷の中心的温泉リゾートホテルで霧島いわさきホテルは林田温泉にある唯一のホテルで宿泊者限定が利用できる大きな露天風呂が有名です。
霧島いわさきホテルの体験記

霧島いわさきホテルは2017年11月7日から休館となっていますが、いつか再開されることを願って体験記はこのまま残させていただきます
外観・お風呂の種類
【霧島いわさきホテルの外観】
林田温泉にある唯一のホテル、霧島いわさきホテルは「霧島ホテル」からもすぐ近くにある大規模なホテルで通りからも大きく「林田温泉」と書かれているのですぐにわかります。この林田温泉と書かれた右側の建物がお風呂ゾーンです。

150部屋以上ある大きなホテルです。
霧島いわさきホテルには
・ 8つの混浴露天風呂
・ 7つの女性専用露天風呂
・ 5つの男性専用露天風呂
・ 2つの女性専用内湯
・ 2つの男性専用内湯
と全部で24もの湯船があり、全て源泉かけ流しの100%天然温泉です。
**混浴露天風呂は宿泊者限定、時間限定でのみ利用可能です
**平日の日帰り入浴は事前予約団体のみ受け付けています(12:00~15:00 ¥3200)

霧島いわさきホテルは2017年11月7日から休館となっており、以下の内容はそれ以前のものであることをご了承ください
霧島いわさきホテルの客室
今回は混浴露天風呂に入るために宿泊しましたが、時間の関係でお食事なしの素泊まりだったためお部屋だけご紹介します。
客室は洋室でビジネスホテルのような雰囲気でした。お部屋は他にも和室、和洋室、スイートなど様々あります。
女性用内湯の画像付き口コミ
外から見ると宿泊棟とお風呂棟は離れていて一度屋外に出ないといけないのかと思っていましたが、地下1階で宿泊棟→お風呂場とつながっています。
通路脇にはゲームセンターがあったりマッサージチェアがあったりと館内は広くスペースがとられています。
案内に従って進むと受付があり、そちらでスリッパを脱いで男女別の内湯に入ります。

館内にあった男女別の浴場「御山の湯」図。
脱衣所はとても広く、無料の鍵付きロッカーに着替えを入れて鍵を腕に巻いて入浴するシステムです。洗面台にはドライヤーにブラシ・麺棒・ティッシュ・化粧水・乳液・ジェルなどが完備されていました。

浴室に入るとすぐに広い洗い場があります。洗い場は数多くのシャワー&カランにシャンプー・リンス・ボディソープ・洗顔石鹸・軽石が完備されていました。
イスが置かれている洗い場スペースもあるので足腰の悪いご年配の方もゆったりと利用できます。

【女性用内湯】
広い洗い場の先にある20人は入れる大きな卵形の湯船です。内湯ですが日中は明るい雰囲気です。

こちらは夜の内湯です。
少し白濁した酸性湯でお湯に触れると肌がちょっぴりピリピリしました。源泉温度が52℃あるかけ流しなので湯温は熱めでした。

大きな内湯の右奥には3本の打たせ湯がある広い湯船があります。夜は薄暗く、打たせ湯のお湯が落ちる静かな音に癒されました。
女性用露天風呂の画像付き口コミ
女性用露天風呂へは脱衣所から浴室に入るとすぐ左側に「←サウナ 露天風呂」という貼り紙があるので、そちらの方向に向かって進みます。

水風呂とその奥にドライサウナがあり、水風呂の前にあるガラス窓から屋外に出ます。

【女性専用露天風呂】
階段状に露天風呂が点在していてどの湯船からも見晴らしのよいつくりになっています。

露天風呂に出てすぐ左側にあるのが2~3人用サイズの「リラックス露天風呂」。

その下にはおひとり様用の岩風呂が2つ並んでいます。

岩風呂は背にもたれながら足を存分に伸ばせますし、開放感バツグンですごく気持ちがよかったです。露天風呂のお湯はどこもうっすらと白濁していて適温~少し熱めになっていました。

岩風呂の下にはジャグジー風呂があります。

ジャグジー風呂の下にはミストサウナ、そしてその隣には水風呂もあります。

さらにさらにその下には10人以上が入れる露天風呂があります。

露天エリアに出てすぐ右側にあるのが8人ほどのサイズの一部屋根付きの露天風呂です。

その下には20人は入れそうな大きな露天風呂があります。こちらも一部は屋根付きになっていてサンデッキもあるので眼下のパノラマが楽しめます。

鹿児島いわさきホテルは九州最大級の大露天風呂で眼下には桜島や鹿児島空港まで一望できるそうですが、柵の木枠が邪魔して湯船に浸かっている状態だとあまりよく見えませんでした。この日は雲があったからかもしれませんが、空と森林しかわかりませんでした…
夜は女性用露天風呂には入らなかったので写真は撮れませんでしたが、ライトアップされて幻想的な雰囲気だそうです。
混浴露天風呂の画像付き口コミ
混浴露天風呂「緑渓湯苑」は宿泊者限定、しかも16:00~18:00 (最終受付17:30)、20:00~23:00 (最終受付22:30) と利用できる時間が決まっています(夏は日中も利用可能で水着での入浴もでき、併設する「森の中のプール」もオープンします)。
混浴露天風呂はホテル内の敷地にはあるのですが車で送迎してもらわないといけない場所にあるので、まず地下1Fの大浴場にあるカウンターで受付をします。その際に湯衣を渡されるので内湯の脱衣所でそちらに着替えます。その時荷物等も脱衣所にあるコインロッカーに入れるように言われます。
着替えて受付に行くと係りのかたが1Fに案内してくださり、外から見えた「林田温泉」と書かれた建物のすぐ脇に出ます。そちらにワゴン車が停めてあり、それに乗り込んで出発!通常人数がある程度集まってから送迎車が出発するので多少待つ場合もあるようですが(待合用のイスもありました)、この時は他に誰もいなくすぐに出発できました。たまたまこの時は他のグループはいなかったのですが、もしいたら車内で顔を合わせるのは少し恥ずかしい気もします。
車は地下駐車場からホテルの裏手に出て、そこから別世界の木々が生い茂る細い道を5分ほど進んでいくと小屋のある場所に到着!
個室の脱衣所(更衣室)があり、こちらでさらに先ほどとは異なる湯浴み着に着替えます。

更衣室から出て右に進むとある石段を降りて行くと、日本庭園のような雰囲気の渓流沿いに8つの露天風呂が点在しています。

暗くてわかりずらかったので案内図をどうぞ。
大きさは違うもののどの湯船も岩風呂で、渓流を眺めながら入浴できるつくりになっています。
現在は緑渓湯苑と名付けられているこちらのエリア。昔は栄之尾温泉といって1744年に熱湯が湧き出しているのが発見され、古くから湯治湯として栄えてきました。坂本龍馬とお龍も1866年にこの地を訪れ、2010年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」のロケ地としても福山雅治さんと真木よう子さんがこちらの露天風呂にいらっしゃってロケを行ったそうです。
緑渓湯苑は自然の造形そのままに渓流沿いに大小の湯船があって、森林浴と川のせせらぎとともに森の中の秘湯が楽しめるとても広い空間です。たくさんある割には各湯船に特徴があまりなかったのでどれがどのお風呂か記憶が薄れてしまいました?名前は間違えているかもしれませんが、各湯船はこんな感じでした。
確か【忠義の湯】
15人は入れそうな大きな三角形のような湯船で湯温は少しぬるめでした。硫黄の匂いやピリピリ感がいちばんあったように感じました。

渓流の音がさわやかでした。

確か【貴久の湯】
少し高い位置にある3~4人サイズほどの湯船でかなり薄暗かったです。
湯船のすぐ脇は小さな滝のような落差のある渓流になっていて、「ゴーゴー」とものすごい水の音を立てていました。

確か【斉杉の湯】
30人近くは入れそうな大きな湯船です。

源泉が高い位置から注がれているので打たせ湯も楽しめます。

渓谷には3か所橋が掛けられています。

確か【忠重の湯】

こちらの湯船は少し浅めですが、渓流がよく見えて気分がよかったです。

【龍馬の湯】
こちらの湯船がNKH大河ドラマ「龍馬伝」の撮影場所だそうです。

かなり薄暗く、他の湯船に比べて静かな雰囲気でした。

確かこちらは【斉興の湯】

【義弘の湯】

源泉が静かに流れ落ちていて落ち着く雰囲気でした。

こちらは【久光の湯】

渓流にいちばん近く、手が届きそうなくらいでした。

湯船がある川沿いから更衣室を見るとこんな感じです。
十分に満喫したらまた来た時に着ていた湯衣に着替え、更衣室にある電話で「お迎えお願いします」と言えば5分ほどで迎えに来てくださいました。

館内に日中の緑渓湯苑の写真がありましたのでご参考までに。
全体的に露天風呂のお湯は男女別のお湯に比べるとぬるめで透明やうっすらと白濁しているものが多かったです。温泉の質は男女別のお風呂のほうが濃厚に感じられました。

霧島いわさきホテルは2017年11月7日から休館となっていますが、再開して頂きたいという想いを込めて体験記はこのまま残させていただきます
【ミナの感想】
混浴露天風呂の造り自体はテーマパークのようですし、各湯船に変化もないのでたくさんのお風呂があっても移動に疲れるだけであまり意味はないかな~とも思いましたが、緑の木々と豪快に流れる渓流が「大自然の中の温泉!」というムードを高めてくれてゆったりとくつろぐことができました。
ただ2点だけ希望を言わせてもらうと…まず、各湯船はそれほど離れていないのですが、湯浴み着がコットンでお湯に浸かるとめちゃくちゃ重たくなり、しかも移動する間はそのお湯が冷たくなって9月でも寒かったです!
湯浴み着は更衣室に戻れば何枚でもあるので着替えることもできますが、1か所入ってまた着替えて…とするのも変ですし、更衣室に戻るくらいならお隣の湯船に移動したほうが近いので転ばないように小走りで各湯船を回りました。まだ日中は暑い時期でもこんな状態だったので夏以外はものすご~く寒いと思われます。
それから、できれば夏以外でも日中も利用できるようにしてもらえたら嬉しいです。
夜はライトが灯されていて静かで雰囲気があるのはいいのですが、広くて露天風呂の周りは木々や生い茂りザーザー音のする川が流れている空間を登ったり降りたりして正直かなり怖かったです。
どんな造りか把握できていればそんな怖さもなかったのでしょうが、見えずらいし聞こえずらくて何か出てくるんじゃないかと思ってなんだか落ち着きませんでした。
ですから日中の見えやすい時に入ったら印象はまた違ったものになると思います。
ライトはありますが基本的に暗い夜の混浴露天風呂。
霧島いわさきホテルの混浴難易度
専用の湯浴み着を着用しての入浴が義務付けられていますし、湯船の数も8つと多く、さらに湯船自体も大きいものもあるので女性も安心して混浴に入ることができます。雰囲気もプールのテーマパークのようなので実際女性も多く利用していますので混浴ビギナーさんでも入浴しやすいですよ。
ただ、夜の露天風呂は薄暗くて人間はもちろん、野生のシカとか出てきそうでちょっと怖かったのでその辺の注意が必要かもしれません。

霧島いわさきホテルは残念ながら2017年11月7日から休館となっています
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【霧島いわさきホテルの満足度】★★★☆☆
【混浴恥ずかしさ度】 ★☆☆☆☆
霧島いわさきホテルの温泉詳細情報(身体への効能など) | ||
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泉質 | 単純酸性温泉 | |
ph | 2.9 (酸性) | |
タオル巻き | 専用湯浴み着着用 | |
効能 | 胃腸病・神経痛・慢性皮膚病・切り傷・糖尿病・高血圧・動脈硬化症…etc. |
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霧島いわさきホテルは、2017年11月6日より休館となっています。
規模を縮小するような報道がありましたが、再開はまだ発表されてないようです。
とりあえず、情報提供いたします。