
住所 | 〒899-6603 鹿児島県霧島市牧園町高千穂3968 |
TEL | 0995-78-2255 |
入浴料 | 500円 |
時間 | 7:00~21:00 |
定休日 | 不定休 |
駐車場 | あり(無料) |
構成 | 露天風呂(混浴1、女1) 内湯 (女1、男1、貸3) |
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新湯温泉と霧島新燃荘について(地図)
新湯温泉(しんゆおんせん)は霧島温泉郷のひとつで標高920m、新燃岳麓に位置する秘湯です。
霧島新燃荘は山奥にひっそりと佇む明治時代創業の湯治宿です。1995年には南日本新聞の「日本の秘湯番付」で西の大関に選ばれるほどのお湯で、全国から入浴客がやってくる人気の温泉宿です。
新燃岳噴火の影響で2011年から霧島新燃荘は一時営業を見合わせていていましたが、現在は無事に営業を再開しています。
新湯温泉 霧島新燃荘の体験記
外観と館内の画像・お風呂の種類
スカイライン通りに大きく「秘湯西の大関 新湯温泉」と書かれた看板が出ているので見過ごす心配はありません。こちらを曲がると霧島新燃荘の駐車場があります。

駐車場から下り坂を下りて行くと川を挟んだ向こう側に霧島新燃荘があります。

こちらはいかにも湯治宿という雰囲気たっぷりの宿泊棟です。

宿泊棟の先にある「新湯温泉」と書かれた建物が温泉棟です。

霧島新燃荘の前を流れる川。川底からもポコポコと泡を出しながら白濁したお湯?水?が流れていました。
霧島新燃荘には
・ 混浴露天風呂
・ 女性専用露天風呂(宿泊者専用)
・ 3つの貸切内湯 (うち1つは宿泊者専用)
・ 女性専用内湯
・ 男性専用内湯
と全部で7つの湯船があります。源泉温度が高いため加水していますが、源泉かけ流しの天然温泉です。
日帰り入浴の場合はまず宿泊棟の建物に入るとすぐにあるフロントで入浴料を支払います。

そしてまたすぐ屋外に出ると温泉棟に向かう下り階段があります。階段のお隣には霧島新燃荘が新聞や雑誌等に掲載された記事が貼られています。

◆ アトピー、水虫など皮膚病に効く温泉
◆ 毛細血管が著しく拡張して決行が良くなる
◆ 前身の毛穴の脂肪が落ちて肌がつるつる
◆ 化粧のりがよくなる
といった効果が各種メディアに取り上げられていて、「日本の秘湯番付」に新湯が大関として紹介されている新聞記事もありました。
効能に期待しながら階段を降りていくと…

左前方に下駄箱があり、男性用→女性用の内湯入口があります。

霧島新燃荘では温泉の硫化水素量が多く硫化水素中毒になる危険性があるため、30分以上の入浴は禁止されています。また、浴場施設内外に30分以上いることも禁止されていて再入浴には1時間以上の休憩をはさまなければなりません。
女性用内湯の画像付き口コミ
【女性用内湯の脱衣所】
きれいな脱衣スペースは6人以上は着替えられる広さでカゴもたくさん置かれていました。

脱衣所の奥中央にある扉を開けると浴室です。

【女性用内湯】
内湯ですが窓は開けられていてしっかり換気されています。天井も透明で明るい雰囲気でした。

8人サイズほどの木の湯船にはきれいな乳白色で少し熱めのお湯がかけ流し状態になっていました。硫黄の匂いもしっかりとしていて温泉ムード満点でした。

湯船横には「かかり湯」があってそちらからも湯船にお湯が注がれています。熱くて入浴できない場合はバルブつきのパイプがあるので、こちらのバルブを調整して水を入れることもできます。

内湯にはお湯とお水の蛇口が付いた水道がありましたがお湯は出ませんでした。備品はボディソープのみが完備されていました。
男性用内湯の画像付き口コミ
どなたもいらっしゃらなかったので男性用内湯も入らせていただけました。
【男性用内湯の脱衣所】

【男性用内湯】
浴室のサイズも湯船のサイズも女性用内湯と同じで、違いといったら壁側の窓が多いくらいです。

女性用内湯と同じく「かかり湯」と加水用パイプもあります。

洗い場スペースも女性用内湯と同じです。
混浴露天風呂の画像付き口コミ
混浴露天風呂へは内湯に入って右側にある通路へ進みます。

そしてポールに掛けてある備え付けのバスタオルを巻きます。

バスタオルを巻いたら通路に従って右に曲がると暖簾がかかったドアがあるので、そちらから屋外に出ます。

屋外に出るとすぐに露天風呂の入口が登場します。

露天風呂に入るとすぐお湯の中に6段の階段があります。

ちなみに男性は内湯入口から出たら女性内湯入口前にあるこちらから露天風呂に入るようです。

男性側の入口は4段の階段を下りると湯船に入れます。

【混浴露天風呂】
治らない皮膚疾患はないというほど皮膚の病に効果があるお湯がこちらです♪

変形しているのでそれほど広くは見えませんが、40人以上は入れそうな深さのある湯船です。お湯は青みがかっているほどの美しい乳白色でした。この色と強い硫黄の匂いで「ザ・温泉」を体感できました。

打たせ湯ができそうなほど高い位置に配置されたパイプからお湯が流れ落ちていています。この付近は43℃くらいの熱めのお湯ですが、そこから遠くなるほどぬる湯になるのでお好みの温度で入浴できます。

谷の下のような場所に湯船があって周りは石、見上げれば緑と空…と景観はあまりよくありません。朝から太陽の光を燦燦と浴びてすごく眩しくて目が開けていられないほどでした。

一部分は屋根が付いているので雨が降っている時でも入浴はできそうですね。

画像左の柵の向こうは人が行き来する通路というロケーションです。
貸切内湯(治療泉)の画像付き口コミ
女性用内湯の隣には皮膚病治療専用の「治療泉」と名づけられた貸切内湯があります。
貸切内湯「治療泉」の入口。

貸切内湯の脱衣スペース。

【貸切内湯】『治療泉』
治療泉だからといって他のお風呂のお湯と泉質の違いは感じられませんでしたが、少しぬるめでした。

もうひとつの貸切内湯も同じつくりです。

浴室と脱衣スペースは低い板の仕切りがあるだけでつながっています。
【ミナの感想】
「皮膚病に効く」ことでとても有名な霧島新燃荘にやっと来ることができました!
内湯はまさに湯治場という雰囲気たっぷりの浴室で、お湯の美しさが際立っているのに感動しました。早朝だから誰もいないかなと思ってたら次々とお客さんがやって来て、さすが全国的に人気の温泉ですね!
混浴露天風呂は受付から階段を下りてすぐに見えたので、まさかこんなとろころに露天風呂?と少し驚きました。でも縦に長い湯船で奥のほうに行けばロケーションは気になりませんでした(熱さを我慢しなければならなかったのですが…)。湯船は広いのですがその形ゆえにそう見えず開放感があまりなかったのがちょっと残念です。
硫黄の匂いと絵の具でも混ぜたようなきれいな乳白色のお湯はすごく気持ちがよくて大地の恵みに感謝です。ただ、本当に30分近くいたら少し息苦しくなってきたので長湯は禁物です。
肝心の効能ですが、私は特に皮膚病はないですし1回だけの入浴だったのではっきりとはわかりませんでしたが、お肌はすべすべつるつるになりました。「しっとり」ではなく「つるつる!」です。
霧島新燃荘の混浴難易度
混浴露天風呂は女性用内湯の入口あたりから治療泉までの通路脇にあるので内湯に入りに来るお客さんはもちろん、温泉棟に降りて来る階段からも見えるとてもオープンなロケーションです。人気の温泉だけあって私が入浴している時も早朝から男女問わず多くのお客さんが出入りしていたので行き来するかたたちの目は気になると思います。
でも女性は内湯にあるバスタオルを巻いた状態で入浴できますし、内湯から外に出るとすぐに混浴の湯船があってお湯は浸かってしまえば何も見えないくらいの乳白色です。そういった意味では女性も混浴しやすいお湯と配慮がされています。
この日も多くの女性が混浴露天風呂を利用していたので環境的にも入りやすいと思いますよ。
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【霧島新燃荘の満足度】★★★★☆
【混浴恥ずかしさ度】 ★★☆☆☆
霧島新燃荘の温泉詳細情報(身体への効能など) | ||
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泉質 | 単純硫黄泉 | |
ph | 5.3 (中性) | |
タオル巻き | 着用義務 | |
効能 | アトピー・水虫・ニキビ・切り傷・糖尿病・慢性皮膚病・疲労回復…etc. |
はじめまして
ミナさんの混浴ブログ?楽しく見させて頂いている、35才の男です(笑)。
たまたま、サイトを回っていたらミナさんの混浴ブログ?見つけました。
地元が鹿児島で、休暇で帰省してたので、今日、韓国岳登山のあとに新湯温泉に行って来ました(笑)。
記事通り、めちゃくちゃ最高でしたよ(*≧∀≦*)
あいにく、私しかいなかったので一人で入りましたが、最高に気持ちよかったです。なんか、はじめての混浴風呂だったのでドキドキしていましたが、終始、私しかいませんでしたからね(笑)
良い情報ありがとうございます。
これからも、期待しています。
ゆうさん、はじめまして。サイトをご覧くださりありがとうございます☆
新湯温泉、あのお湯の色といい匂いといい、ほんと最高ですよね!
人気の温泉を独り占めできたなんてとっても羨ましいです。
これからもどうぞよろしくお願いいたします!
Minaさんの混浴巡り、楽しく拝見しています。
私はイタリアの温泉巡りをしています、ぜひイタリアにも来て下さい、イタリアは勿論水着着用の混浴です。。
ミナさんの混浴プログ拝見しました。
実はミナさんの存在を知る前につい先日、霧島温泉の新燃荘に立ち寄り湯に行ってきたばかりなんですが、そのあとたまたまミナさんのプログ拝見して、凄く親近感が湧き、その他の日記も拝見させていただきました。
新燃荘はミナさんの感じたとおり、秘湯の名にふさわしい情緒ある温泉で、とても感動しました。ただ、お客さんが誰もいなかっので、1人寂しく情緒に浸ってました…笑
全国には混浴温泉がたくさんありますが、
私の行った混浴温泉も、いわゆる「ワニ族」がたむろしてましたので、くれぐれもお気をつけてくださいね。