
住所 | 〒891-0513 鹿児島県指宿市山川岡児ヶ水1723-3 |
TEL | 0993-35-2007 |
入浴料 | 500円 |
時間 | 要予約 |
定休日 | 不定休 |
駐車場 | あり(無料) |
構成 | 露天風呂(混1) 内湯 (女1、男1) |
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長寿温泉とペンション 菜の花館について(地図)
長寿温泉(ちょうじゅおんせん)は砂湯で全国的に有名な鹿児島県指宿市に位置する錦江湾と外洋に面した立地で海の幸に恵まれた場所です。釣りバカ日誌の撮影が近くでも行われるほど釣り場としても有名です。整った山頂となだらかな稜線が美しく「薩摩富士」とも呼ばれ、日本百名山にも数えられている標高924メートルの開聞岳が間近に見られる自然豊かな温泉地です。
ペンション菜の花館は日本本土最南端にある温泉宿泊地です。南国ムード漂う雰囲気と開聞岳を眺めながら入れる露天風呂があり、なんとペット専用の露天風呂もあるので愛犬家さんたちからも人気のお宿です。
ペンション 菜の花館の体験記
外観画像・お風呂の種類
【ペンション 菜の花館の外観】
南国らしい雰囲気の建物と木々が印象的です。

敷地内からは開聞岳がきれいに見えました。

敷地内に入ると事前に電話していたせいかすぐにご主人が出てきてお風呂を案内してくださったので日帰り入浴の受付がどこだかは定かではありません。
建物前にはの~んびり開聞岳が眺められる椅子&テーブルが置かれていて、よく手入れされたきれいな芝生の庭が広がっていました。
ペンション 菜の花館には
・ 混浴露天風呂
・ 女性用内湯
・ 男性用内湯
と全部で3つの湯船があり、全て源泉かけ流しの100%天然温泉です。
**一応男性用・女性用・混浴となっていますが、お客さんがいなければ内湯・露天風呂ともに貸切風呂として利用させてもらえるそうです
ペンションのご主人が作っているミネラルがたっぷり凝縮された「指宿 温泉の塩」も販売されていました。指宿温泉の塩は沖縄の海水の塩よりもミネラル含有数が世界一で2000年にギネスブックに認定されたほどのミネラル力なのだそうです。マグネシウム・カルシウム・マンガン・カリウムを多く含んでいて現代人に不足なミネラルをこの塩で補うことができます。
男女別内湯(貸切内湯)の画像付き口コミ
全てのお風呂場へは建物の前の通路を奥に進んでいきます。

すると突き当たりに赤い暖簾の「女ゆ」ドアがあります。

そしてその左隣に青い暖簾の「男ゆ」入口があります。
他にお客さんがいない場合はどちらかの内湯を貸切風呂として利用させてもらえるそうで、この日は女性用内湯を「貸切でゆっくりどうぞ~」と言ってくださいました。

【男女別内湯の脱衣スペース】
手作り感のある棚にカゴが完備されていました。2人が着替えられそうな広さでしょうか。湯船と脱衣スペースの間には仕切りなどはなく、脱衣スペースのすぐ奥に湯船があります。

脱衣スペースの反対側には休憩できる木製ベンチと足裏を刺激する石のマットが置いてありました。

脱衣スペース向かいにはドライヤー・ブラシ・ティッシュなどが完備されていました。

【男女別内湯 (貸切内湯)】
すだれ越しに外からの光を感じることができ、内湯ですが明るい雰囲気でした。
湯の花が沈殿していて湯底が滑りやすくなっていたので湯船に入るときは気をつけてくださいね。

源泉温度は85.6℃と高いのですが、「できるだけ加水せずに温泉を楽しんでもらいたい」とのご主人の思いから湯船に温泉を溜めてしばらく放置しているのでぬるめの温度でした。ぬるい場合は赤いバルブから源泉を注いで適温にすることもできます。

内湯にはシャワー&カランにシャンプー・コンディショナー・ボディソープ・洗顔フォームなどが完備されていました。

体を洗うゴシゴシタオルまで完備。

こちらは一応「男」の暖簾がかかったもうひとつの内湯です。この日は湯船にお湯が入っていませんでしたが、つくり自体は女性用内湯と同じです。
混浴露天風呂の画像付き口コミ
混浴露天風呂へは内湯の奥にあるこちらの扉から外に出ます。

雨が降っているときは内湯に置かれている編み笠をかぶって行くことができます。
外に出るとこのような細い通路が続いています。

5mもしないで右側に露天風呂が登場!

【混浴露天風呂】
ご主人手作りの広い岩露天風呂からは開聞岳も見ることができます。
こちらの湯船も場合によっては貸切露天風呂として利用させていただけるなんて贅沢ですね。

湯船脇から源泉がちょろちょろと注がれていました。

源泉が通っているパイプは温泉成分でこんな状態に!

お湯は太陽の下ではゴールドにも見える茶色に、日陰では緑色に見えました。

写真では開聞岳がよく見えますが、湯船に浸かっている状態だとあまり見えませんでした。湯船から出て立って見たほうがいいですね。こちらの景色、開聞岳は西側にあるので夕日が沈む時間は特にきれいだそうですよ。
目の前に広がる背丈ほどの緑の木々がなぜか沖縄を連想させてくれました。

湯船の一部分は屋根付きです。この日の露天風呂の湯温は内湯よりも少し高く、ぬるめの適温くらいで長湯にぴったりでした。

湯船の横にある大きな木が南国チックでとっても気に入りました。

露天風呂にも水道が4か所ほどありました。
写真を撮り忘れましたが、露天風呂にはペット用の湯船もつくられてい、てペットたちと一緒に入浴することもできます。
【ミナの感想】
本当にのどかでゆったりとした空気が流れる空間で、1週間くらいのんびり滞在したくなりました。まずなんといってもご主人や奥様のお心遣いが感じられるポイントがいくつもあって、すごくほっこりしました。
例えば源泉温度が高いからといって加水するのではなく、しばらくお湯を溜めておいて源泉を楽しんでほしいという気持ちが素敵でした。また、お風呂も手作り感がありましたし、身体を洗うゴシゴシタオルや洗顔料、足裏マッサージのマットなど細かいところが家庭的ですが「お・も・て・な・し」の心が表れていてなんだかあったかい気持ちになれました。
お湯は溶存物質32000mg、硫酸イオン約1900mgと有効成分濃度が日本屈指なのでかなり個性的な温泉を想像していたのですが、入ってみると肌触りもさらりとしていて入りやすく気持ちがよかったです。ただ、塩ができるくらいですからとってもしょっぱい!!これは身体によさそうでした。
「美肌の湯」と謳っているだけあって湯上りはお肌がしっとりさらさらになったので特に女性にオススメの温泉です。
夜はのどかで静かな中で満天の星が見られるでしょうし、春は菜の花に囲まれるそうで、また違う季節・時間にお伺いしてみたくなる一湯でした。
ペンション 菜の花館の混浴難易度
湯船は広いですが隠れるような岩などはありませんし、色は着いているもののお湯の中に入っても中は見えます。もし他に入浴している人がいたら女性は恥ずかしいかもしれません。ただ、こののんびりとしたムードなので少しは気持ちも和むと思います。
また、日帰り入浴は事前に予約しなければなりませんし、ご主人はなるべくゆっくり入浴できるように貸切風呂にしてあげようという配慮があるので、純粋な混浴としての利用はないかもしれません。
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【ペンション 菜の花館の満足度】★★★★☆
【混浴恥ずかしさ度】 ★★★☆☆
ペンション 菜の花館の温泉詳細情報(身体への効能など) | ||
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泉質 | 弱アルカリ塩化物泉 | |
ph | 7.6 (弱アルカリ性) | |
タオル巻き | NG | |
効能 | 慢性皮膚病・慢性婦人病・切り傷・火傷・虚弱児童・神経痛・五十肩・冷え症…etc. |