
住所 | 〒869-2402 熊本県阿蘇郡南小国町満願寺温泉内 |
TEL | 0967-42-1444(南小国町観光協会) |
入浴料 | 200円 |
時間 | 6:00~22:00 |
定休日 | 増水時 |
駐車場 | 近くに共同駐車場あり |
構成 | 露天(混浴1) |
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満願寺温泉と川湯について(地図)
満願寺温泉(まんがんじおんせん)は熊本県の北西部にある小さな温泉地で、鎌倉幕府ゆかりの地でもあります。満願寺川沿いに温泉が沸き、住民は川の中に湯舟を作って温泉としてはもちろん、野菜や農具などを洗うために昔から温泉は生活に密着しています。
中でも川原露天風呂の「川湯」は、満願寺温泉のシンボル的な存在の有名な共同浴場です。
満願寺温泉 川湯の体験記
川湯の画像付き口コミ
川湯は満願寺川沿いの民家側の道路を歩いていると川に屋根があるのですぐにわかります。雪が降っていなければ屋根は茶色のはずです。

すごい!! 川と一体化した対岸から丸見えのお風呂です!
見つけた瞬間「本当にここで入浴できるの??」と若干ひるみました。でもここまで来たのですから入らないという選択はありません!早速橋を渡って旅館などが並ぶ対岸へ。

対岸は人が1人通れるくらいの細い道です。

【川湯の脱衣スペース】
雪が積もった台に荷物を置くようです。道の向かいは温泉旅館という通り上で着替える開放的すぎるスタイルです。女性にとってはかなり厳しい環境ですね…

脱衣スペースの両サイドにある数段の階段下が湯船です。

【満願寺温泉 川湯】
川と同じ高さに湯船が2つ並んでいます。
満願寺川自体に温泉が湧いている足元湧出だそうですが私にはどこから出ているのかわかりませんでした。ただ、湯船から川にお湯がどんどん流れているので源泉はかなり豊富に湧き出ていると思います。

湯船の後ろ側はこんな感じです。
柔らかいお湯ですぐにお肌がしっとりしてきました♪
写真撮影しながら入浴していたら、地元のおばちゃまが「こんな雪の日に入ってるの?」と声をかけてくださいました。事情をお話すると「あっちから撮ってあげる」とわざわざ対岸まで行って凍える手を我慢しながら写真を撮ってくださいました。
お湯は無色透明で源泉温度は44℃だそうですが、この日は41℃くらいに感じられました。だからこんな雪の日でもお湯の中にいると温かかったです。

漬けもの樽が置かれたいちばん手前の小さな湯船は野菜や食器を洗う用だそうです。

対岸の人とも会話しながら入浴できます。とにかく丸見えのお風呂ですが入ってみるときっと地元のかたと素敵な交流ができるはずですよ。
【ミナの感想】
川湯を見つけた瞬間、笑ってしまいました。
『えっ!こんなところに入っていいの?』というのが正直な気持ちでした。事前調査でかなり入りずらそうな場所だとわかっていたので早朝に行きましたが、実際は想像以上でした。
まるでカンボジアなどの東南アジアに来たかのようなのどか過ぎる光景(雪は東南アジアらしくないですが…)。日本にもまだこんなにも素晴らしい場所があるのですね!
着替えも丸見え、お風呂も対岸の道から丸見えで対岸は普通に車が通ったり一般家庭のお宅が並んでいて、もちろん住んでいるかたが外に出てくるのでかなりお恥ずかしいです。
でも私が入浴していても地元のかたたちは驚きもせず何事もないように接してくださる姿が、地元の皆さんにとってこの温泉が本当に生活の一部になっていることを物語っていました。今でもこんなにのどかな環境で川のお風呂に入れるなんて異国に来たようなほのぼの感でいつまでも残っていて欲しいお風呂のひとつです。
川湯の混浴難易度
もう何も言うことはありません。間違いなく難易度は最高級です。女性は着替える時にスカート状にしたタオルなど体全体が隠せるものを持って行ったほうがいいですよ。
でもバスタオル巻きでの入浴もOKですので、人に見られやすい日中の時間帯を避けてぜひチャレンジしてみてください。風情あるとても素敵なお風呂でお湯も気持ちよくてず~っと入っていたくなりますよ。
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【川湯の満足度】 ★★★★★
【混浴恥ずかしさ度】★★★★★★
川湯の温泉詳細情報(身体への効能など) | ||
---|---|---|
泉質 | 単純温泉 | |
ph | 不明 (アルカリ性) | |
タオル巻き | OK | |
効能 | 慢性関節リウマチ・ 神経炎・疲労回復…etc. |
風情のある温泉ですね。行ってみたくなりました。
そういえば熊本県で南阿蘇村の地獄温泉の記事レポートもあったらいいなと思いました。地震の影響で休業のようですね。元のように営業再開を祈っています。