
住所 | 〒699-0201 島根県松江市玉湯町玉造323 |
TEL | 0852-62-0634 |
入浴料 | 1,500円 |
時間 | 12:00~15:00(最終受付は14:00) |
定休日 | 無休 |
駐車場 | あり(無料) |
構成 | 露天風呂(混1、女1、男1) 内湯 (女2、男1、貸1) |
玉造温泉と長楽園について(地図)
玉造温泉は約1,300年も前の「出雲国風土記」にも「老若男女が混浴している」記されているほど日本で一番古い混浴温泉地という混浴の聖地です。また、『湯船全てがまるで化粧水』というキャッチフレーズもあるほど美容と健康に極めて高い効果が得られる温泉とされています。
そんな玉造温泉の湯主で明治時代まで圧倒的な人気を誇っていた老舗旅館が長楽園です。一万坪もの日本庭園と『日本一大きな混浴露天風呂』が自慢のお宿です。
長楽園の体験記
長楽園では日帰り入浴も受け付けていますが、今回は珍しく宿泊で利用してきました。
外観と館内の画像
【長楽園の外観】

立派な木々と建物が印象的で「日本の老舗旅館」という雰囲気満点です。

玄関を入ると右手奥にフロントがあります。

玄関から見て正面奥にはきれいに飾られた玉砂利のミニ庭園がありました。

左側には広いロビーがあります。
長楽園のお部屋
長楽園には離れのお部屋も含めて全部で67室あります。こちらはおそらく一番スタンダードなタイプの純和風のお部屋です。

窓からは庭園が見えました。

ブレブレで申し訳ありませんが、洗面台にはドライヤーとアメニティ類が完備されていました。

浴室も

トイレも清潔できれいなお部屋でした。

お部屋にはお茶菓子が3種類も用意されていました。
お風呂の種類と女性内湯・混浴露天風呂の口コミ情報
長楽園には
・ 混浴露天風呂
・ 女性用露天風呂
・ 男性用露天風呂
・ 貸切内湯
・ 2つの女性用内湯
・ 男性用内湯
と全部で7つのお風呂があり、100%源泉かけ流しの天然温泉です。
混浴露天風呂と2つあるうちのひとつの女性用内湯へは玄関から出て左側にある屋根付きの通路を進みます。

道なりに進むと突き当りに女性用入口がある建物にたどり着きます。

男性用入口は女性用入口より手前を左側に進んだ先にあります。

建物に入ると広い玄関があって、こちらで履物を脱いで中に入ります。

中に入るとまず広いスペースにお休みできる長椅子2台とベビーベッドがあります。

【混浴露天と女性用内湯の脱衣所】
広くてきれいな脱衣所です。

脱衣スペースの向かい側には洗面スペースがあって、洗面台にはドライヤーと化粧水・乳液・クレンジング・ハンドソープ・コットンなどが完備されていました。

脱衣所の一番奥には貴重品入れと自由に利用できるタオルがありました。

さらに自由に飲める冷えたお水も用意されていました。
女性用内湯「水晶の湯」の口コミ情報
女性用内湯へのドアを開けると数段の石段があるので、こちらを降ります。ちなみに左側にある青いカゴには露天風呂利用時に使った湯あみ着を入れます。

【女性用内湯】『水晶の湯』

7~8人サイズの岩風呂に熱めのお湯が入っていました。窓は広いのですが、外から見えないようにすりガラスになっているため景観はよくありません。

大きな湯船の奥には一段上になって「水晶の湯」と書かれた湯船がもうひとつあります。

ひとり用サイズのこちらの湯船には福光(コウカ・トウキ・ケイヒ・カンゾウ・ショウキョウ・ハッカ・チンピ・センキュウ)という漢方の薬湯が入っていました。
露天風呂「竜宮の湯」の口コミ情報
女性が混浴露天風呂へ行く場合は女性用内湯「水晶の湯」の浴室奥へ進み、「←露天風呂」と書かれた先にあるドアを開けます。

ドアの先にはすぐに湯船がありますが、こちらが混浴露天風呂です。段差があるので入るときには気を付けてくださいね。

女性側の入口は高い壁になっていて、お湯にきちんと浸かった状態で混浴エリアに進めるので、女性も入浴しやすいつくりになっています。

【混浴露天風呂】『竜宮の湯』
滞在中何度か入浴させていただきましたが、いつ行っても湯気がすごくてうまく写真が撮れませんでした。
120坪という西日本最大の混浴露天風呂はまるで池のようです。

私の画像ではわかりずらいのでHPからお借りした写真をどうぞ。
画像奥の建物が男性用脱衣所で左側が女性側の出入口となっています。一部分は屋根付きになっているので雨が降っても安心です。

湯船はかなりの深さがあって、立った状態で入ってこの深さでした。
美肌効果を謳っているだけあって、入浴中から既にすべすべ感を感じられました。

「竜宮の湯」と名付けられた露天風呂は72℃の源泉がかけ流されていて、湯底の至る所からも源泉が自噴しています。
夏場は特に源泉温度が高いのでクーリングタワーを通して適温になるように調整しているため加水なしの源泉かけ流し湯が楽しめます。

湯船奥は浅くなっているので座って入浴できます。お子様と一緒でもこの辺りなら安心して入れそうですよ。

明治42年からある湯船は建物や周りの雰囲気が着物を着て生活していた頃のようで、とても風情があります。夜にはライトアップされて程よい光に包まれるので、女性はより混浴しやすい環境になりますよ。

こちらの建物は女性用脱衣所があるところです。適温より少し熱めの湯温のうえ保温効果バツグンのお湯なので少し入っているだけで体の芯からぽっかぽかになりました。
館内にある男女別内湯・露天風呂・貸切内湯の情報
男女別の内湯と露天風呂、貸切内湯は館内1階のロビー脇の通路を進んで行ったところにあります。

まず男性用入口、そのすぐ先に女性用入口があります。

女性用入口に入ると畳になっています。こちらからあがって左に進むと…

広くて綺麗な脱衣所スペースがあります。
貴重品が入れられる鍵付きロッカーもあるので、日帰り入浴で来ても安心ですね。

洗面台にはドライヤーにブラシ・シャワーキャップ・麺棒・クレンジングローション・化粧水・乳液が完備されていました。

さらに自由に飲める冷水器もありました。

【女性用大浴場】『華泉」
内湯には2つの湯船があって、こちらは10人用ほどの湯船のバイブラバス(気泡湯)になっています。
内湯も混浴露天風呂に負けじと湯気がもくもくでわかりずらい画像ですみません…

バイブラバスの奥には更に広い湯船があります。2つの湯船の間には壁があるので別の浴室のような感じです。
どちらの湯船に注がれているお湯も少し熱めでした。

2つの湯船の壁側は洗い場になっていて個別に仕切られたシャワー&カランずらりと並んでいます。シャンプー・コンディショナー・ボディソープが完備されていました。

女性用露天風呂はバブラバスの湯船横にある窓側の扉から外に出るとすぐにあります。湯船は前後に2つあり、どちらも完全な露天ではなく屋根付き露天風呂です。こちらは露天エリアに出てすぐのところにある最初の湯船から外をみた画。

最初の湯船は檜露天風呂で窓をはさんですぐ内湯という場所にあります。こちらの湯温はぬるめで唯一長湯に向いていました。

こちらは奥にある広い庭園岩露天風呂。露天風呂ですが木々の先は高い柵があって正直開放感には欠けます。
でもこちらの露天風呂が温泉街の中にあると思えば緑に囲まれていて落ち着く空間になっています。

庭園岩露天風呂には打たせ湯も2本ありました。
こちらの湯温も少し熱めでした。
【ミナの感想】
とにかくお湯が最高でした。どのお風呂場もお湯が豊富に掛け流されていて新鮮なお湯を存分に楽しめました。
玉造温泉のお湯は「湯船すべてがまるで化粧水」というキャッチフレースがあるほど美肌効果があって、
とのことですが、まさにその通りでお肌に優しいお湯は長時間入浴しなくてもすべすべ肌になり、しばらくぽっかぽかで寒い夜でも暑いくらいでした。
日本一の大露天風呂と言われる混浴露天風呂は広くて深さもあり、周りは木々に囲まれているので本当に池のようにみえました(日本で一番大きな露天風呂は群馬県の宝川温泉にある汪泉閣なので、日本一の広さではありません)。
私が訪れたときは本当に湯気がものすごくて、まるで朝もやのような幻想的な雰囲気の中で入浴できました。こんな露天風呂は日本中探してもなかなかないので、ぜひ一度は体験して頂きたいです!また、玉造温泉は街めぐりも楽しいので、特に女性の皆さんに是非行ってほしい温泉地です。
長楽園の混浴難易度
混浴露天風呂へは女性は女性用内湯の脱衣所にある湯あみ衣を着て、お湯に入った状態で混浴エリアに移動できるつくりになっていますし、混浴エリアの手前には高くてしっかりとした壁があるので、お湯に浸かるところを見られる心配もありません。
露天風呂は120坪という広さですから他に多くのかたが入浴されていてもあまり気にならないでしょうし、女性には湯あみ着があるうえにお湯は無色透明ですが湯船がかなり深いのでお湯に浸かってしまえば女性も安心感倍増です。
実際に女性の混浴率も高いので、普段は躊躇されている女性のかたも長楽園の混浴露天風呂なら気軽にチャレンジできますよ。
【長楽園の満足度】 ★★★★★
【混浴恥ずかしさ度】★☆☆☆☆
長楽園の温泉詳細情報(身体への効能など) | ||
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泉質 | 弱アルカリ泉 低張性弱アルカリ性泉 ナトリウム・カルシウム塩化物泉 | |
ph | 8.1 (弱アルカリ性) | |
タオル巻き | 湯あみ着着用義務 | |
効能 | 健康・関節痛・美肌効果・慢性皮膚病・疲労回復・動脈硬化症・冷え症…etc. |
wow Mina ! such a long time between blog entries. What’s happened ??? you used to update a few times a month hehe