弱酸性はpH3~5.9の温泉のことです。
「弱酸性ビ○レ♪」で有名となりましたが、弱酸性の最大の特徴は「お肌にやさしい」こと。人のお肌に近いpH値(人間の皮膚はpH4.5~6.5)なので肌に対する刺激が少なく安心して入浴できるため万人向けの温泉です。
弱酸性の肌は外部からの刺激から守って雑菌の繁殖を抑える働きをしてくれます。また、うるおいを逃がさずに健康的な肌を保ってくれます。このような作用のある弱酸性肌が中性や酸性に傾くと乾燥肌や脂性、乾燥肌になってしまいます。弱酸性湯は気候や外部からの刺激・食生活によって傾きがちな肌を元に戻してくれようとします。そして酸性湯ほどもアルカリ性ほども強くないですが、その作用はしっかり持っていてお肌をしっとりさせつつ適度に肌を引き締め、肌荒れを防いでくれるという。
入浴後に劇的な変化は感じにくいですが、翌日に「なんだかいつもよりお肌の調子がいいぞ」というまさに優しい存在のお湯なのです。そのため弱酸性湯は敏感肌のかたやお肌のデリケートな赤ちゃんも安心して入浴できます。