湯澤温泉「不二ホテル」




住所 〒409-2947
山梨県南巨摩郡身延町上之平1525
TEL 0556-36-0219
入浴料 500円
時間 9:00~20:00 (1時間)
定休日 無休
駐車場 あり(20台)
構成 内湯(女1、男1)

ギネス認定「世界最古の宿」に泊まる
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湯澤温泉 不二ホテルの体験談

「不二ホテル」は『日本の名湯100選』にも選ばれている「下部温泉」から少し離れた湯澤温泉にある歴史を感じる湯治宿です。


  現在不二ホテルは混浴は廃止され男女別のお風呂になっています

不二ホテルへのアクセスは国道300号線から急に細~い道を行くのでわかりずらいうえに本当に合っているのか心配になりました。

川が流れる橋を渡って少しいくと、こじんまりとしていまが純和風建物が見えてきました。

湯澤温泉「不二ホテル」山梨 露天風呂 日帰り 混浴 画像

【不二ホテルの建物】
「ホテル」というので洋風なのかと思っていたら若干敷居が高そうな和の建物です。

湯澤温泉 不二ホテル 山梨 露天風呂 日帰り 混浴 画像

【不二ホテル】

不二ホテルには
・ 混浴露天風呂
・ 女性専用内湯
・ 男性専用内湯

と3つのお風呂があり、不二ホテルの泉温は28℃と水風呂状態の温度。冷え性の私は「冷たい温泉なんて無理!!」と入浴を諦めかけていました。

でもアルカリ性温泉好きには魅力的過ぎるph10.9という数字と、気さくなご主人の「混浴だよ~」という誘い文句が私の混浴魂に火をつけました。

**現在混浴はなくなり全て男女別となっています

ただこの日は地元の常連客のおじいちゃんおばあちゃんたちが集団で入浴しに来られていて館内・お風呂場の写真は撮れませんでした。

不二ホテルの脱衣所は男女別になっていてドライヤーが完備されていました。脱衣所から男女別の内湯に入れます。

女性専用内湯には岩造りの湯船が2つありました。7~8人ほど入れる大きな湯船のお湯はぬるめで竹筒から注がれてくる源泉は冷たく、少しだけ硫黄の匂いがしました。この源泉は飲泉もできるそうです。

3~4人用の小さな湯船のお湯は熱めでした。露天風呂に面した窓には目隠し用で緑色のシールが張ってあって一応配慮されていました。
内湯にはシャワーとシャンプーがありました。

不二ホテルの混浴露天風呂は男女別内湯を挟んで真ん中にあるのでお互いの内湯から入っていくスタイルです。

これなら女性も入りやすいと思っていたら、内湯から露天の移動は目隠しがないうえに女性用出入口と男性用出入口が対面しているために、自分が出る時に男性が入って来たら完全に見られてしまいます。

混浴露天風呂は日本庭園風の木々の中に20人ほどが入れる岩風呂があって全体的にはこじんまりとしていますがとっても風情がありました。
ジャブジャブ注ぎ込まれている源泉は冷たい!!!露天風呂のお湯は無色透明ですが、温泉らしい硫黄の匂いがあって大きな湯の花がたくさん浮いていました。

小説家の井伏鱒二さんも不二ホテルの落ち着いた造りと泉質が気に入って病気をされてからは好んでこちらのお湯に入られていたそうですが、露天風呂に入ってぼぉ~っとしているとその気持ちがわかりました。


   現在不二ホテルはこちらの混浴が男女別のお風呂になっています

【ミナの感想】

まず、どうしても言いたいのは―――夏に行かれることをおすすめします。

28℃という源泉はわかってはいたものの、4月上旬ではやっぱり寒かったです。
露天風呂が水風呂状態なのであったかい内湯と交互にゆっくり入りたかったのですが、日帰り入浴は1時間という時間制限があるのでちょっと忙しかったです。

内湯ではおばあちゃまたちが「このお風呂に入ると夜中トイレに起きないで朝までぐっすりだよ」と話してくれました。
なるほど、だからおじいちゃんおばあちゃんがたくさん入っていらっしゃったのですね!

私も入浴後に実感しましたが、不二ホテルのお湯は身体の芯までぽっかぽかになります。露天風呂のお湯は源泉そのままなのでアルカリ性特有のヌルすべ感を超期待していたのですが、なぜか内湯のお湯のほうがつるんとした肌触りに感じました。もちろん入浴後のお肌はニンマリしてしまうくらいすべっすべでしたよ♪

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【不二ホテルの満足度】★★★☆☆
【混浴恥ずかしさ度】 ★★★★☆

不二ホテルの温泉詳細情報(身体への効能など)
泉質 単純硫黄泉
ph 10.9 (強アルカリ性)
タオル巻き NG
効能 胃腸病・神経痛・リウマチ・切り傷…etc.
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